【ハーブの力でゴキブリ対策】アロマティカスのパワフルな防虫効果を活かす方法

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アロマティカス植物生活用品

寒い冬がようやく終わり、あたたかくなり始めて、肩をなでおろすような気持ちもつかの間。

春が過ぎると夏に向けてどんどん暑くなり、じめじめし始めるとよく目にするあの黒光りした素早い生物。


そう、『ゴキブリ』が活躍する季節がやってきます。

ある日突然、お部屋の真っ白い壁にどんと止まっているところをみると、心臓が止まりそうなくらい恐怖を感じてしまいます。

筆者もゴキブリに関しては何年経っても慣れることができずに、お部屋で1人で見つけたときには、1時間以上ゴキブリと格闘するくらい苦手。

ゴキブリが出てくるたびに、殺虫剤を振りまけばいい話。

ですが、殺虫剤の化学物質が身体に悪いのが心配で、できれば殺虫剤は使いたくありません。

Imo
Imo

殺虫剤なしでできるだけゴキブリと出くわすことを避けたいわ。

害虫がハーブの匂いが苦手という話は有名なお話。

特に『アロマティカス』という植物がゴキブリに効果的です。

・なぜアロマティカスが最強と言われているのか

・ゴキブリに遭遇しないためのアロマティカスを有効にするための対策

今回は、ゴキブリ対策に最強と言われている『アロマティカス』について、上記の2点を元にみなさんと共有したいと思います。

今年の夏こそ、『奴ら』にできる限り出くわさないように、しっかり対策していきたいところ!

この記事がおすすめな人

・夏に向けてゴキブリ対策を行いたい人

・ゴキブリの対処はできるだけケミカルのものを使いたくない人

アロマティカスがゴキブリ対策に最強な理由

多肉ハーブ植物のアロマティカス

ゴキブリがハーブの匂いを嫌うのは、アロマティカスに含まれている香りの成分にあります。

「チモール」「d-リモネン」「オイゲノール」の3つの香り成分が、ゴキブリが嫌がる香り。

アロマティカスには、ゴキブリが嫌うにおい成分がふんだんに入っているから、アロマティカスがゴキブリ対策に最強といわれる理由であるのです。

アロマティカスに含まれる3つの香り成分について

・〈チモール〉…強い殺菌効果、抗ウィルス作用。防腐剤、保存料として使用(タイム、オレガノに多く含む成分)

・〈d‐リモネン〉…レモンなどの柑橘系に含まれる成分。(ゴキブリはこの匂いが苦手)

・〈オイゲノール〉…殺菌、鎮静効果。スモーキーな香りが特徴(ピート香や、スパイス香りなどと表現される)


アロマティカスは、ミントのような清涼感のあるシャープで強い香りが特徴

アロマティカスのほかに、「ミント」「レモングラス」「オレガノ」などの上記の成分が入ったハーブの香りもゴキブリは嫌いです。

Imo
Imo

ゴキブリ対策でハーブを使いたい人は、アロマティカス以外にゴキブリが嫌うハーブの中から好みの香りで置いて、ハーブの香りを楽しむのもいいですね!

ゴキブリを避けるためのアロマティカスの扱い方

ゴキブリ退治した猫
Gustav BrandtによるPixabayからの画像

アロマティカスは香りの成分によって、ゴキブリを忌避をすることができる植物。

しかし1つだけ欠点があります。

それはアロマティカスはゴキブリを忌避ができても、退治することができないこと。

ではどうすれば、アロマティカスを使って、ゴキブリに出くわさないようにすればいいのか。

それはずばり、


アロマティカスの香りを保つための育て方をすること

効果的な置き場所を考えること

この2点です。

【対策①】アロマティカスが木質化しないように剪定を

アロマティカスが成長してそのままにすると、根本が茎から枝のように成長して『木質化』します。

木質化してしまうと、アロマティカスの香りが薄れてしまいます

香りが薄れると、ゴキブリへの忌避効果もなくなっていまいます。

せっかく育てたアロマティカスなのに、香りがなかったら意味がない!

Imo
Imo

ゴキブリに出くわしたくない!

アロマティカスの香りをキープするためには、

伸びてきた茎に栄養が行き過ぎて木質化する前に他の鉢に移して、土に挿したり水挿しをする。

新たにアロマティカスを育てることで、香りの劣化を防止することができます。

アロマティカスは、ミントと同じくシソ科の植物なので、ミントみたいに繁殖力が強いのですぐに育ちます。

アロマティカスの生命力の強さ。

これだけ生命力があれば、ゴキブリも太刀打ちできませんね。

【対策②】ゴキブリが好む環境にアロマティカスを設置

ゴキブリを寄せ付けないためには、できるだけ多くのアロマティカスを設置すること。

ゴキブリは「浴室、キッチンやシンク下、トイレ」といった、暖かくて湿気のある暗い場所を好んで滞在します。

アロマティカスは挿し木だけでなく、水挿しにして置いておいても発根します。

たくさん育ったアロマティカスを剪定したあとは、水挿しにして室内のいたるところに置きましょう。

ゴキブリが好む室内に、アロマティカスを置いておくのはもちろん、外からゴキブリを侵入させないことも頭に入れておくことも必要。

Imo
Imo

ゴキブリは「ベランダ」「玄関」「換気扇の隙間」から主に侵入してくることが多いです。

お家の構造や造りによって、侵入経路が必ずあります。

いつも目撃する場所がどこなのか、しっかりと確認してその場所にできるだけ近い場所に、アロマティカスを設置することをおすすめします。

Imo
Imo

あとアロマティカスはゴキブリに効果があるだけじゃなくて、蚊にも効果があるって!

外から侵入しやすい場所にアロマティカスを設置することで、ゴキブリだけでなく、蚊の侵入も防ぐこともできますね!

夜中に目が覚めたときに、黒い物体を見る恐怖、蚊の飛んでいる音で目を覚めるイライラから解放されそう…

アロマティカスが家にあることのメリット

ゴキブリの忌避効果

アロマティカスはゴキブリが嫌いな香りを放つため、アロマティカスを置いておくと嫌がって離れていきます。

アロマティカスを置くことで、お家の中で遭遇する機会が減ります。

このアロマティカスの香りはゴキブリだけでなく、蚊にも効果があります。

夜の蚊に刺されと音に悩まされることもなくなりますね!

見た目がかわいい

アロマティカスは、プニプニした肉付きの葉の表面に、白い産毛のような軟毛が生えていているのが特徴です。

かわいらしい見た目なので、ゴキブリ対策だけでなくてもインテリアとして置いててもすごく映えます。

Imo
Imo

見た目がかわいいのに、ゴキブリも寄せ付けないって最高!

すぐ芽が出る

アロマティカスは繁殖力が強い植物。

日光に当てると、すぐに芽が出てきます。

たくさんアロマティカスを育てたい人は、植え替えをしたり、水挿しをすることで、アロマティカスがどんどん増えていきます。

生命力の強さを感じます。

アロマティカスは食べられる

アロマティカスは多肉植物。

実は、ハーブやミントみたいに食べることができます。

ミントみたいにお水にそのまま浮かべて飲んでもいいし、モヒートみたいにしてお酒に入れてみたり。

サラダに散らして食べてみたり、アロマティカスをペースト状にして調味料などで味を整えて、ドレッシングにしてみたり…

おしゃれな食卓になりますよ。

デメリット

ゴキブリを退治することはできない

アロマティカスを置くと忌避効果を期待できますが、ゴキブリを退治するものではありません。

なのでお家から絶滅させたい人は、どうしても薬剤を準備する必要がでてきてしまいます。

アロマティカスは加湿だと根腐れを起こしやすい

アロマティカスは乾燥に強い植物。

お水をあげすぎてしまうと、根腐れの原因になっていまいます。

アロマティカスを鉢植えで育てている人は、アロマティカスを植えている土の表面が乾いてきたら、たっぷりのお水を与えてください。

梅雨のような雨がよく降る季節の場合、アロマティカスの鉢は雨に当たらないように、軒下へ移動させてください。

アロマティカスは多湿に弱い

先ほど述べたように、アロマティカスは乾燥に強い植物で、湿気の多い場所を好みません。

アロマティカスを育てるときは、風通しのいい場所に置くのがベスト。

もしいろんな場所にアロマティカスを置いていて、風通しの悪い場所に置いている場合は、定期的に風通しのいい場所に一時的に移動したり、置き場所を変えてあげるといいですよ。

真夏の日光は葉が日焼けしてしまうので、午前中だけ日光に当てて日差しの強い時間は影に置いてあげたり、風通しのいい日陰に置いてあげてください。

アロマティカスは寒さに弱い

アロマティカスは寒さに弱く、気温が10度以下になると枯れ始てしまいます。

冬は室内の日光が入りやすい場所に置いて気温を保ってあげてください。

まとめ

夏になると日本だと、北海道以外の地域では必ず1匹は目撃することになるであろう「ゴキブリ」。

せめても自分のお家では出くわしたくないですよね。

殺虫剤だと一撃でゴキブリを退治ができますが、失敗すると飛んできたり、ゴキブリの動きがあまりにも早すぎて、噴射を逃してしまって隙間に逃げられたり…

そして何よりも、殺虫剤に含まれている成分が心配な人も多いかと思います。

そんなときに活躍するのが、ハーブでもあり多肉植物でもある『アロマティカス』を、ゴキブリが侵入してきそうな場所や好みの空間に設置することで、アロマティカスの香りの成分で忌避効果が期待できます。

アロマティカスは、他の植物に比べてタフで育てやすいですが、高温多湿や寒さに弱い性質があるので、いくつかの点を気を付けながら育てることで、今年の夏は奴らに出会わなくてすむかも。

活発に動き始める前に準備して、快適な夏を過ごしましょう!



ダニ対策も気になる人は、ダニが嫌うアロマの香りを5つご紹介していますので、よかったらご覧ください。

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