【経験者が語る】乗り越えるべき4つのハードル「国際恋愛の真実」に迫る

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国際恋愛

愛してるの甘い言葉のシャワーと、とろけるようなスキンシップを毎日繰り広げているイメージのある国際恋愛。

一方で「国際恋愛は大変!」とよく耳にするのも事実。

なんとなく大変なのはわかっていても、どれくらい大変なのかは実際に国際恋愛をしてみないとピンとこないもの。

Imo
Imo

愛してるとスキンシップの甘々さは否定しないよ!

ロマンチックな恋愛だけだったら、本当に最高ですよね。

だけど、お互いを知って、より良い関係を築いていくのであれば、言語を習得したり双方の国の文化や習慣を知ったりと、同じ国同士のお付き合い以上の作業や努力を強いられる国際恋愛の大変さ。

今回は、著者が実際に国際恋愛で苦労した経験を通して、

乗り越えることがとても難しいと感じた国際恋愛の4つの壁」を、みなさんにご共有していきたいと思います。

今国際恋愛に興味のある人、実際に国際恋愛をしていて大変だと感じている人も、この記事で心の準備ができたり悩みの糸口が見えてくるかもしれません。

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・実際に国際恋愛をした人から、国際恋愛のどんなところに苦労しているか聞きたい人

国際恋愛をするときに押さえておきたい4つの壁

実際に国際恋愛をして、乗り越える壁が高いと感じたことが4つありました。

①言葉の壁
②文化や習慣の違いの壁

③コミュニケーションの壁

④遠距離恋愛の壁

今から1つずつご紹介していきます。

①言葉の壁

人間と関わっていくには、必ず言葉を発して会話をします。

国際恋愛をするということは、どちらかの第1言語(母国語)、またはお互いの第2言語で話す人がほとんどだと思います。

出会ったときから、相手が日本語を話すことができたり、もしくはあなたが相手の母国語を上手く話せる人だとすぐに会話も弾みます。

Imo
Imo

お互いを理解し合える時間も早くなりますよね。

ですが、お互いが理解できる共通言語がない限り、当然のことながらお互いのことを知ることが困難になってしまいます。

相手と会話をしていく上で『言語を習得する』ということは、国際恋愛での第一難問と言っても過言ではないでしょうか。

どちらかが少しだけ相手の言語を話せたり、もしくは全く話せないとなると、言語を習得するために勉強をしていく必要がでてきてしまいます。

愛は言葉なんていらない!


言葉なしでも行動することが大事だと思う!



と言いたいところ。

ですが、残念ながら行動だけでは相手に全てを伝えることはできません

友達から聞いたカップルで、お互いの言語を上手に話せないけどケンカもなく、何年も関係が上手く続いている国際カップルもいるという話を時々耳にします。

言葉を知らない故に、知らなくていいことを知らずに上手くやっていけるのも事実です。

そんな彼らもずっと共通言語がないわけではなく、時間をかけていきながら交流を図る中で、お互いの言語を習得して理解し合っているから、コミュニケーションをとれるようになっています。

一緒にいれば、おのずとお互いの話す言語を話せるようにはなっていくものです。

当然のことですが、母国語を話せる人が有利になります。

あなたが第2言語で、相手の母国語で会話をしていれば、

日本語だったら、スラスラ表現できる言葉のニュアンスも、他の言語になったら上手く伝えられない…

母国語に比べると思うように、言いたいことを表現できなくてもどかしい思いをすることが出てくる場面が増えるはず。

第二言語を話すといつも以上に頭を使うので、疲れも消耗することがでてくるでしょう。

日本語と他の言語で言い回しが違ったり、自分が発した単語の使い方のニュアンスが違っていたせいで、相手が誤解をして混乱してしまったり…

その誤解を解くためにも、相手に伝わる言語で説明する必要があるのです。

表情や行動でわかることがあっても、実際の胸の内や考えていること全てを、表情や行動だけでは限界があります。

相手と深い関係にコミットメントするには、行動だけでなくお互いの意思を図るために、言葉を習得することが大前提になります。

(ケンカで語学力が上がる)

私の元恋人や元旦那は第一言語が英語で、日本語を話すことができませんでした。

少しではありますが、私が英語を話すことができたので、彼らとの共通言語は必然的に英語でコミュニケーションでした。

私がある程度英語を話せても、ケンカや討論になる度に日本語のように、言いたいことをすらすら言うことができずに、何度も悔しい思いをした経験があります。

Imo
Imo

相手に何億回も「日本語を話してくれたらずいぶんと楽なのに…」と思ったし、心が折れて英語を話したくも聞きたくもない時期もあったくらいです。

だけど自分の気持ちや、言いたいことを上手く表現できない悔しさやもどかしさによって、言語習得のモチベーションに繋がって、語学の向上に努めることができました。

相手と関係も対等でありたい気持ち」、そして何よりも「相互理解を深めていきたい気持ち」を強く持てることに繋がっていきます。

英語が話せたとしてもわからない単語が出てくればメモをして調べたり、2人で会話をしている中でわからない言葉が出てきたら、話を止めて相手に言葉の意味を聞いたりしていました。

モチベーションの上げ方は人それぞれ違いますが、私の場合はケンカやもめ事があることで、モチベーションが上がって語学力が一気に上がっていきました。

どんなに相手の国の言葉を上手に話したり、相手があなたの言語を上手に話しても、その言語が第一言語ではない限り、生涯を通じて言語を習得していく覚悟が前提。

②文化や習慣の違いの壁

違う国の人同士が付き合うと、必ず直面する『文化や習慣の違い』。

・信仰する宗教が違ったり、食べ物の主食がご飯だったりパンだった。

・日本ではお椀を持って食べたり麺はすすって食べるのに、他の国ではお椀を持って食べたりすすって食べると行儀が悪いetc…

自分の国では当たり前にしていることが、他の国ではタブーであることも。

国際恋愛を通して、新しい世界を知っていくことはすごくワクワクするし、相手の生活習慣から相手国の文化的背景もわかってすごく勉強にもなります。

頭で理解はできるけど、いざ一緒に生活していくと、お互いの文化や生活習慣で大きなズレが生じたり、相手に合わせられないほど好きになれない食べ物だったり、どうしても受け入れられないものも出てくることも。

主食のご飯が毎日食べられない…

カナダにワーキングホリデーで滞在していたとき、実際に経験したお話です。

当時一緒に暮らしていたカナダ人の彼氏と、食事の主食についての違いに直面した瞬間がありました。

私は日本を離れているときでも、1日の3食のうちに1食のどこかで、どうしてもお米が食べたくなりました。

Imo
Imo

日本人は1日3食ごはん食べるのが普通。

相手は、お米を毎日食べる習慣のない生まれも育ちもカナダ。

カナダ人彼氏
カナダ人彼氏

毎日家でお米を炊いてまで食べたくない。

この毎日ご飯を食べない食習慣の多少のズレがあって、モヤモヤしたことがありました。

結局私が相手の食生活に合わせることに。

お米を食べない生活に慣れてしまったので毎日ご飯を食べる必要もなく、相手の食生活に合わせることへの抵抗感を覚えることもなくなりました。

Imo
Imo

主食がお米ではない相手からすると、毎日1日3食お米を食べるのはかなりきついらしいです。

日本だとお米を3食摂ることは普通のこと。

彼からそんなことを言われるまで、お米が1日3食きついだなんて考えたこともなく、カルチャーショックを受けた記憶があります。

お互いにもしくはどちらかが、妥協したり折りあいをしっかりつけるなど、2人の関係を円滑に過ごしていくためには、適度に文化や習慣を楽しむ気持ちが大事になっていきます。

(彼とどうやって出会って付き合ったのか知りたい人は、こちらの記事でご紹介しています。興味のある人は、ご覧になってください。)

③コミュニケーションの壁

コミュニケーションの壁」は、言葉の壁と精通するものがあります。

コミュニケーションの取り方にも、文化で大きな違いがあるが故に、このコミュニケーションの取り方が1番難しいと感じました。

日本では「空気を読む」や「察する」行動があるために、

「話さなくてもわかるよね?」と状況を察知して、全てを語らなくても、相手のことを汲み取ることができる人が多いです。

ですが、この空気を読んだり、お察しする行動は、海外の人には全く通用しません

海外の人の中には、相手の気持ちに寄り添って、相手の意図を言動や行動から読み取れる人はもちろんいます。

だけど、彼らは読み取って感じたことを自分の中でそのまま片づけたりはしません。

「私はこういう風に思ったけど、あなたは実際どう思っているの?」と相手の意思を言葉で確認をします

『言葉』で相手の意図や意思疎通を、行動以上にしっかり図って確認します。

0から10までしっかりと伝えないと相手は理解をしません。

こんなこと言わなくてもわかるでしょ…



と思うことでも誤解なく言葉でも伝えないと、相手はあなたから言われた言葉をそのままを受け取ってしまいます。

相手に何か言いたいことを伝えたいときは、空気を読んだもらおうとしたり、自分の意見を曖昧にするのではなく、はっきりと自分の意思を言葉のコミュニケーションで伝えていく必要があります。

例えば、相手とケンカやもめ事が勃発した時に、

余計な事を言って、これ以上問題を大きくしたくないし、相手も自分も嫌な思いをしたくない。

と思ってだんまりを決めて、話し合いを止めてしまうことありませんか?

だんまりを決めることで、

自分が不満に思っていることや怒っていることも伝わるだろう。

日本人同士だと状況を察して敢えてその事柄には触れずに、もめ事を増やさずに様子をみたりすることが多いです。

ですが外国人の恋人にの態度を取ってしまうと、相手を気遣うどころか何も言わないあなたに不満を持って、目に見えるように関係が悪化していきます

あなたがだんまりを決めることで、相手はあなたがネガティブな感情になっているのはなんとなくわかります。

ですがあなたが「何が原因でだんまりを決めるほどの気持ちになってしまったのか。」という経緯を、しっかりと言葉にして話してくれないと、相手はその原因の解決ができずにすごく混乱してしまいます。

私たちが言わなくてもわかることでも、言葉で意思疎通を図る彼らからすれば、あなたの口からはっきりと言ってくれないとさっぱりわかりません。

「あ、うんの呼吸」や「以心伝心」ができるくらいの絆や信頼関係にも憧れますが、こんなこと言葉にしなくてもいいと思うことも、国際恋愛ではしっかりと相手に言葉にして伝えていくことが非常に必要不可欠になります。

もちろんこの「あうんの呼吸」や「以心伝心」ができる関係性を築くことは可能です。
ですがそこまで行きつくまでに、まずは果てしない密なコミュニケーションをとっていく作業時間に投資をしていかなければなりません。

知らないうちにサイレントトリートメントをしていた

私自身も外国人のパートナーができて1対1で向き合うと、細かい自分の心情や状況を第二言語でいちいち言葉にすることに疲れてしまうときがありました。

疲れて、相手と話したくなくなるときもしばしば。

Imo
Imo

何でこんなことすら理解してくれないんだろう。

と思う場面が多すぎて、うんざりする気持ちを相手に伝えず。

ただ不機嫌になっている姿だけを見せてしまうことがたくさんありました。

私から相手に「何故不機嫌になっているのか」を言及しないことで、相手から逆上されてケンカになったことが何度もありました。

当時結婚していたときの外国人元旦那から、

外国人元旦那
外国人元旦那

Imoが僕に与えるサイレントトリートメントが、1番の心理的虐待。

と言われたことがありました。

この出来事をきっかけに、別れを考えていたほど相手をとても傷つけてしまった経験があります。

そんな私の不機嫌になってだんまりを決める態度が、どんなに残酷なことだったか。

彼から言われるまで気づきもしませんでした。(結局他の理由で別れましたが)

自分の身勝手な気分で、不機嫌になっていることを相手に伝えるのが失礼だなぁ。

と思っても、「私は不機嫌になってる」という感情ですら言葉にして相手に伝えないことで、あなたが何を考えているのか理解できません。

あなたが理由を教えてくれないことに相手が深く傷ついて、そのまま別れに発展することがあります。

私が過去に、日本人の男性と10年お付き合いしていた時がありました。

当時の私は相手に嫌な思いをさせたくない気持ちが最優先でした。

言い合いで少し揉めてしまっても、静かに状況を収めたくて自分の意見を押し殺したり、「自分の中で解決すればいい。」と相手に伝えることをしていませんでした。

相手も私の気持ちを察して深く言及をせず、最終的に静かに別れました。

日本人男性は、察してくれる人が多いように感じます。

Imo
Imo

国際恋愛を始めて以来、外国人のパートナーと過ごすようになってからは、当時の日本人の彼と過ごしていたときの心情や思いも通用しませんでした。

自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手な人は、相手にどんなシチュエーションでもしっかりと自分が考えていること、思っていること言葉にして伝えていく訓練を日ごろからしていく必要があります。

コミュニケーションは「言葉」「文化や習慣」とイコール

日本人同士の関係でも、必ずコミュニケーションがうまくいかなくて、誤解を生んでしまうことがありますが、

「空気を読む」「察する」ような、日本の独特なコミュニケーションスタイルは、言葉で相手に伝えることに重きを置くコミュニケーションスタイルを持つ国の人からすると、

何も教えてくれないのに、あなたのことなんてわかるわけない。

と誤解を招き、理解が得られないケースがほとんどです。

コミュニケーションの壁は、「言葉の壁」と「文化や習慣の違い」に繋がっていきます。

コミュニケーション=言葉=文化や習慣

この3つのどれか1つでも欠けてしまうと、関係を上手く築けなくなってしまうことを体感として経験しました。

ただ気を付けてほしいのは、自分の意見や意思を伝えるときにストレートに言うのではなく、「どういう風に伝えたら相手が嫌な気持ちにならないか」言葉を選んで伝える工夫をしていく必要があります。

これは同じ言語を話す者同士でも言えること。

口で発する言葉に、思いやりを乗せることもすごく大事

特に相手の母国語やお互いの第2言語で話すときは、単語や表現の使い方を知らずに意図せず使った言葉の意味が強かったり、失礼な言い回しになって結果的に相手を怒らせて、気まずくなったりケンカになることもあります。

何度も言いますが、そんな状況に陥ったときも、

‘’どういう風に伝えたかったのか‘’

という経緯でも言葉で細かく伝えていかないと、誤解されたままで解決ができずに破局を迎えてしまいます。

Imo
Imo

些細な細かいことを伝える果てしない作業に、毎回頭が茹で上がりそうになります。

日本人同士だったら気にしなくていいことを、「国」「文化」「生活習慣」「コミュニケーション」の取り方が違う相手に変わると、意識しないといけないとなると、気が遠くなりそうな思いをしますが、相手のことを愛しているなら、面倒くさいだなんて思う気持ちは「皆無」

Imo
Imo

だけど自分の意見や思いを言語化することが、どれだけ難しいことなのかを理解して、
母国語はおろか、第2言語で説明する努力をしているあなたを本当に尊敬するし、本当に拍手を送ってあげたいくらいです。

④遠距離恋愛の壁

国際恋愛する人は、遠距離を経験する人も多いのではないでしょうか。

相手が日本に来ていたり、あなたが他の国でビザを所持して滞在していたり。

自分の国でなければ、その国には何もしないでずっと滞在はできません。

ビザの期限のせいで泣く泣く滞在ている場所から、離れなければならない人も多いかと思います。

同じ国同士の人だと経験しない在留資格の期限問題。

遠距離恋愛を選択しても、会いたいから明日すぐに会いにいける距離ではないし、人によっては時差が10時間以上離れていて、連絡も上手く取れずに寂しい思いをする人も多いはず。

Imo
Imo

テレビ電話やチャットをしたいとなると、時間を作るためにいつもより朝早く起きたり、反対に遅くまで起きていたり、生活のバランスが崩れてしまうことも。

相手に会いたくて相手の国に行くともなると、航空チケットの金額も距離に伴って大きくなります。

仕事をしている人はフリーランスや自営業の人ではない限り、長期休暇を取ることも難しい。

1週間でも休みを取れても、相手の国によって移動だけで時間を取られてしまいます。

実際に会える日数は、せいぜい3日から4日間だけという人も中にはいるでしょう。

「これだけの金額を、数日のためだけに払うべきなのか」

「少し会えない時間を我慢して、仕事を辞めて相手の国に飛んでいくべきなのか」

現実的に考えると、お金と時間とのせめぎ合いでそう簡単には会いに行けず、もどかしい思いをしてしまいます。

そして国際恋愛をしている人は相手があなたの元へ来ない限り、あなたが相手の国に行く覚悟をしていく必要もでてくる

あなたは、相手の元へ行く準備ができていますか?

まとめ

国際恋愛と聞くと白馬の王子様みたいな人から、「愛してるよ」と甘々な言葉のシャワーを毎日浴びさせてくれて、ロマンティックでドラマティックな日常を味わえる印象が強い国際恋愛。

これは、あながち間違いではありません。

ですが現実は同じ国の人と付き合うよりも、相手を知るための相互理解をしていくために頭を使ったり、今までと違う価値観や生活習慣を変えていく柔軟性とタフさも求められてきます。

この作業を試練だと思うか、それとも異文化理解や新しい発見として捉えられるかで、2人の相互理解や受け入れ方も変わってくることを自分の体験を通して感じました。

この違いを理解して受け入れていく作業は、どちらか一方だけが受け入れるのではなく、お互いに受け入れていく作業だと痛感しています。

どちらか一方が拒否した時点で、2人の関係も成立しなくなっていくのではないでしょうか。

これは人と関わっていく上で、どの関係でも必要な考えです。

特に、国際恋愛となると何が違うのか言語や文化や習慣を通して、コミュニケーションの取り方だけでもはっきり見えるので、より顕著に人との関わり方についてわかりやすく答えが見えてきました。

いろんな試練の多い国際恋愛。

国境を越えて大好きなパートナーと出会った国際恋愛をしているみなさんが、二人三脚で助け合って、いろんな障害を乗り越えて、愛をしっかりと育んでいけることをImoはいつも応援しております。



関連記事で『国際恋愛に向いているの特徴』と、『国際恋愛していてよかったこと』も書いていますのでよかったらあわせてご覧ください。

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