こんにちはImoです(@imo_nomadvlog)。
日本の有人島最南端の島である『波照間島』は海が美しいです。
「ハテルマブルー」と呼ばれるほど世界の中でも美しい海の1つです。
そんな美しい海を体感したくて、たくさんの人が波照間島を訪問します。
ですが、波照間島までの交通手段が「フェリー」のみ。
波照間島間のフェリーは欠航が多いので、予定通りに波照間島に行けないこともしばしば。
波照間島で足止めになって、予定通りに波照間島から離れられないこともよくあります。
どうにかして予定日に波照間島に行きたいところ。
波照間ブルーをどうにかして見たいわ!
そんな人に、
・石垣島から波照間島間のフェリーチケットの購入方法
・石垣~波照間が欠航して予約した船に乗れない場合の裏技
をこの記事で紹介したいと思います。
これを見れば、予定が変わっても焦らずに波照間島へ行けるはず!
石垣島から波照間島までは安栄観光のフェリーだけが運航
現在石垣から波照間まで運行しているフェリー会社は、『安栄観光』の1社のみ。
以前までは、八重山観光フェリーと安栄観光が共同運航していたため、共通乗船券がありましたが、2020年10月1日以降共通乗船券の廃止により、波照間行の便は安栄観光だけになりました。
石垣島から波照間島へ行く人は、八重山観光フェリーではなく、安栄観光でフェリーでチケットを購入してください。
波照間行きのフェリーチケットはネット予約で割引
石垣港から波照間まで(石垣島離島ターミナルと波照間船客ターミナル)の定期船は、
安栄観光のカウンターで直接チケットを購入の場合、片道4070円往/復7,830円。
Webからの予約だと、5%割引適用で⇒片道3,910円/往復7,530円。
Web予約は、乗船日前日の18時まで予約可能です。
石垣発と、波照間発の時間は以下の通りです。
石垣発 | 波照間発 |
8:00 | 9:50 |
11:45 | 13:15 |
15:30 | 17:20 |
当日券で購入することも可能ですが、観光客でに賑わうシーズンだと満席で乗れないこともあります。
どうしても席を確保したい人には、Web予約をおすすめします。(Web予約はこちら)
Web購入の場合は、会員になって個人情報を入力する手間がでてきますが、予約ができてしまえばカウンターに行く手間が省けます。
フェリーに乗るときに、QRコードでチケットを読みとってもらうだけなので便利でした。
往復チケットの復路はオープンチケット
【石垣-波照間】の往復で購入した「復路のチケット」は、オープンチケットになっています。
有効期限が往路で乗船した日から14日間以内であれば、どの時間でも石垣島に戻ることができます。
往復チケットを購入して14日以内であれば、予約をしなくても好きな時間で帰れるのは便利ですよね!
波照間行の高速船は欠航が多い
波照間島へ行こうと決めた人に、気を付けてほしい点があります。
それは、波照間行の高速船の便が結構な確率で欠航するということ。
その理由は波照間島の周りには島がない上、外洋を通過することで太平洋の波をダイレクトに受けて、雨風の影響も受けやすく大きく揺れてしまうためです。
船のサイズが小さくなるほど揺れも大きく、被害を受けやすいことから欠航率が高くなってしまうということに。
過去に激しく揺れる船の影響で、腰の骨を折ってしまった乗客がいらっしゃったことをきかっけに、出航を慎重にしていることもあるそう。
高速船欠航だったら貨客カーフェリーに乗るルートがある
安栄観光から石垣から波照間まで行く船は、実は『定期船(高速船)』だけではありません。
実は定期船(高速船)だけでなく、『貨物船(カーフェリー)』も運航しています。
実はこの貨物船は、物だけじゃなくて人も一緒に乗せてくれるのです。
高速船が欠航の場合は、貨物船は毎日運航はしていませんが、貨物船の貨物カーフェリー(はてるま2)に乗って行く方法もあります。
この貨物船は、
・船のサイズが大きい
・波照間島の物資も運搬する船
でもあるので、そう簡単に欠航することがほとんどないそうです。(貨物船も100%運航するとはいえないです。)
料金は、大人2,490円(小人1,250円)。
貨物船の運航日は火、木、土の週3日、朝の9時の1日1便だけの運航です。
曜日 | 石垣発 | 波照間発 |
火・木・土 (4月~9月) | 9:00 | 14:00 |
火・木・土 (10月~3月) | 9:00 | 13:30 |
貨物船の運行時間は120分。高速船より2倍の時間がかかります。
※貨物船チケットの売り場は、離島ターミナルの受付カウンターと違うので注意してください。
下記の場所から購入できます。
〈八重山観光フェリー㈱貨物事務所〉
貨物船のチケットは人数制限もあるので、何日も欠航した後だとすごく並ぶことがあります。
欠航が確定であれば、すぐその足で安栄観光オフィスに行って、チケットを購入することをおすすめ。
波照間島までのフェリーは「ゲロ船」と言われるほど揺れる
石垣島から波照間島航路は、船が揺れることでとても有名。
終始揺れるわけではなくて、船に乗っている後半からとても揺れはじめます。
船に乗っている前半は、島が点在しているエリアとサンゴ礁が密集しているエリアを通過するので、島とサンゴが波よけの役割をしてくれてそこまで船が揺れません。
しかし途中から島もなくなって外洋に入ると、あれよあれよと船が揺れ始めます。
私が高速船で波照間までの船に乗ったときフェリーの出航前に、船内でスタッフがエチケット袋を配りに回ってきた姿を見て、フェリーが動く前から緊張した記憶があります。
乗船している途中、前席に座っていた少年がエチケット袋を頭に突っ込んで下を向いていたよ。(ご想像にお任せします。)
船は後方にいくほど揺れは軽減されるので、船酔いが不安な人はできるだけ後方に座ることをおすすめします。
波照間島の旅はフェリーの運航状態を念頭に計画
波照間島までの交通手段が『船』だけになること、更に欠航も多いとなると、予定していた旅の計画が上手く進まない人もでてきます。
波照間島に行きたい人は、船の欠航する可能性も念頭に置きながら、滞在する日数と時間に余裕を持たせて計画していくことをおすすめします。
6度目ににしてようやく波照間島に行けたという人もいたり、1週間船が出なくて波照間島に戻れなかった人もいたわ。
なので波照間島が1泊だけの滞在だったとしても、船の欠航で延泊を余儀されなくなった場合に備えて、石垣島の滞在に合わせて、保険として多めに滞在することも考えるといいかもしれません。
まとめ
「石垣島から波照間島までのチケットの買い方」と、「購入後のポイント」を押さえると以下の通り。
・ウェブ予約だと5%オフになる(乗船日前日の18時までに予約)
・波照間行のチケットを発行しているフェリー会社は安栄観光のみ
・高速船が欠航の場合は貨物船も視野に入れておく。(毎日運航はしていない)
・船酔いが心配な人は酔い止めを常備。
・波照間島に行く人は、船が出ない日も念頭に置いて、旅の計画に余裕を持たせておく。
この5点を念頭に置いて旅の計画を立てると、万が一の出来事にも取り乱さずに対応できると思います。
石垣島にきたからには、波照間島までどうにかして訪れたいのが本音です。
ハテルマブルーの海の美しさは、何にも変えがたいくらい価値のある景色。
みなさんも無事に波照間島に到着して、海や星の美しさ、そして島の穏やかな空気も存分に味わって石垣島に戻ってきてくださいね。
別記事で、波照間島1泊2日の観光プランも書いているので、旅計画の参考にしてみてくださいね!
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