私には、以前国際結婚をしていた過去があります。
国際結婚していた相手とは、結婚する交際していたときから、2人の意見や考えをすり合わせていた「つもり」で、関係を築いていました。
あくまで「つもり」だったことに結婚して気づきました。
私たち2人は、しっかりとした納得のいくコミュニケーションは取れておらず、2人の関係は早々と上手くはずもなく。
結婚生活がすぐに破綻して、離婚しています。
そんな私と外国人元旦那の2人の意見の食い違いから、外国人元旦那は険悪な関係に耐えられずに、2カ月間「仕事」と称して、ベトナムに逃げたお話をしようと思います。
彼の言っていた「ベトナムに行く目的が仕事」は、半分本当だけど半分嘘。
仕事と称していたのに、
蓋を開くと、私と離れて遊ぶために1ヶ月ベトナムの滞在を延長、女の家に泊まる、コアなパーティに参加して思いっきり楽しんでいた話も紹介していきます。
話を盛ることなく、ありのままを書いています。
「この子しくじってるなぁ」と思いながらでもいいので、お付き合いよろしくお願いします。
結婚は急ぐことなかれ
結婚というものは、恋愛の延長線上と考える人もいると思います。
実際に結婚して、配偶者に書類上変わっただけで、付き合っていたときと何も変わらないカップルだってもちろんいます。
だけど、結婚して配偶者になるということは、恋人同士のときとは違って、生活の責任は自分1人だけではなくなります。
さらに国際結婚となると、書類の手続きやどちらかの国で一緒に暮らすために、『ビザの申請』の行政の作業が必要だったり、同じ国籍の人と結婚するのとは違う作業も加わってきます。
配偶者ビザを申請するとなると、2人で生活してくことの証明をしたり、何かと現実をつきつけられる作業も多いです。
同じ国同士の人と結婚するよりも、手間がかかってしまうのが「国際結婚の大変さ」でもあります。
例え、相手の状況を考慮して結婚をしようと考えていても、相手に対して少しでも違和感や、納得がいかないことがあれば、結婚をすることはおすすめしません。
なぜならば、私が相手の状況を優先して結婚して失敗したからです。
結婚する前に一度立ち止まってください。
ダメ外国人彼氏の見抜き方もご紹介しています。
日本国内の国際結婚の離婚率は51%
日本での国際結婚は、婚姻件数の3~4%を占めています。
2021年の国際結婚件数が21,852件に対し、国際離婚件数が11,044件。(参考URL:離婚弁護士ナビ「国際結婚夫婦の離婚率は50%以上!離婚率が高いカップルの組み合わせは?」)
国際結婚件数の半数以上が、国際離婚をしていることになります。
数字で見ると、結構多いですよね。
特に、国際離婚の多いカップルの組み合わせは、「日本人男性とアジア人女性」のカップル。
逆に離婚率が少ないのは、日本人女性とアメリカ人男性のカップルです。
私の元旦那は北米出身なのに、離婚してしまった私たち。
私たちの離婚も、氷山の一角にしかすぎませんが、みなさんいろんな理由で離婚を選択しています。
性格に難がある元外国人旦那
友達に外国人元旦那の話をすると、結構びっくりされることがたくさんあります。
外国人元旦那の仕事も特殊だけど、趣味もかなり特殊。
そして、嘘と本当を巧みに操って話し、プライドも天を打ち破るくらいに高く、嫌だと思うことがあると驚くほどに、そそくさと去っていくような逃げ癖がある人でもありました。
自己正当化がとにかく上手な人で、自分の欲のためであれば手段を選ばない人でした。
付き合っている段階で、2人の間にある問題があやふやだったり、解決できないのであれば、結婚したからと言ってその状況が変わることはない、と筆者は考えております。
「急がば回れ」とはまさしくこのこと。
私の結婚生活が、ものの見事に短い期間で終わってしまったのも、
「今後の2人のプラン、お互いの意見をすり合わせる作業」
を婚姻届けを出す前に、納得できるまでしなかったからと反省もしている今日この頃です。
私たちの出会いから結婚までのエピソードを、他の記事でご紹介しています。興味のある人はぜひ。
結婚をしたことで外国人元旦那の本性が露わになるエピソードを今からお話します。
本当はベトナムに生活の拠点を置く予定だった元外国人旦那
元外国人旦那と出会う前は、彼はベトナムに生活の拠点を置く準備をしていていました。
ベトナムで生活するために、ビザの更新で一旦ベトナムを出国してタイに滞在。
当時は、コロナ感染がちょうど蔓延し始めた頃でした。
タイに到着した2日後、ベトナムがコロナ感染症の対策でロックダウンになったために、ベトナムに入国ができなくなった過去があります。
さらに彼はコロナのパンデミックの以前に、タイに1年間住んで宿泊施設の事業をしていた経験もあります。
事業をしている外国人からお金を取ろうとするタイの政府のやり方にうんざりした外国人元旦那は、タイには長期間住むことはもうしたくないと考えていました。
ベトナムに戻りたいけど、ロックダウンでベトナムに戻れない。
この調子だとベトナムと同様に、タイもロックダウンをかけることを非常に恐れたそうです。
タイに閉じ込められるなんてごめんだ。
タイから一刻も早く出ていきたかった外国人元旦那は、ロックダウンや入国規制がまだなかった日本にいる知り合いに連絡。
日本の知り合いがかくまってくれることになり、タイから日本に逃げてきた経緯があります。
しばらく日本から出れなかったコロナ禍で、私たちは出会いました。
外国人元旦那に出会った当時の彼は、観光ビザで滞在。
このときに、観光ビザで滞在してすでに10カ月経過していました。
通常であれば、日本の観光ビザで最大延長期間は6ヶ月間。
このときに限ってはコロナ感染の影響により、日本短期滞在ビザの更新が日本でも簡単にできていたのです。
ですが、これも一時的なビザの処置。
いつまでも観光ビザを更新できるわけでもなく、当時は日本を出国してしまうと、彼の国籍だと入国ができませんでした。
出会って間もなかった私たちですが、コロナの状況で後押しされて結婚することを決意したのです。
仕事と称してベトナムに逃げていく外国人元旦那
私たちは、結婚してから3ヶ月だけ一緒に住んでいない期間があります。
それは、結婚前からそれぞれ住んでいたお家があったから。
婚姻届けを提出して配偶者ビザを申請して降りるまでの間、ビザが降りなかったときの最悪のことも考慮して、そのまま当時住んでいた家に住んでいました。
同棲をようやく始めたのもつかの間、
今後の生活について話し合うと、見事なくらいに2人の意見がかみ合わずにいました。
私たちが結婚して、同棲を始めた2カ月目くらいに彼からこう言われます。
ベトナムが入国規制を解除するから、ベトナムに行くことにする。
やっと一緒に住み始めたと思えば、1ヶ月くらいであっという間に2人の関係が悪くなり、これから2人の生活をどうしようかと考えているときです。
ベトナムが、コロナ感染拡大予防で2年間かけていたロックダウンをようやく解除した時期でもありました。
元外国人旦那の元々の予定は、私と出会う前からベトナムに移住すること。
ビジネスパートナーがベトナムにいるので、仕事をするためにベトナムが入国できることをずっと待っていたのは事実。
べトナムに入国できるようになったら一緒に行こう。
同棲を始める前までは、外国人元旦那から一緒にベトナムに行こう、と言われていました。
そのときは、彼の仕事を手伝っていたし、結婚したら一緒に彼の仕事をやっていくことで、2人のこれからの話が進んでいたからです。
ですが、ベトナムに行くことを伝えらえたときは、私が彼の仕事に関与することを辞めたあと。
私たちが住んでいた場所も賃貸ではなく、Airbnbの民泊。
2カ月後に、出て行かないといけなかったので、次の滞在先を考えていた時期でもありました。
元外国人から「ベトナムに行く」と言われたときは、私も一緒にベトナムへ行くものだと思っていたのでした。
そして、彼はこう言ってきます。
僕は仕事で行くのに一何で一緒に仕事しないImoも連れていかないといけないの?
仮にImoが一緒にベトナムに行っても、僕が仕事している間はImoは何するの?
今みたいにずっと不機嫌のまま黙って僕のこと監視するつもり?
結構散々な言われ方。
そんな状態でベトナムの航空費や生活費を2倍支払うメリットはどこにあるの?
私をベトナムに連れていかないと言ってきたのも、「私が彼の仕事に関与しないと言ったから」というのが、外国人元旦那の言い分。
一緒にベトナムに来たところで、時間もお金も無駄になる、と彼は主張しました。
一緒に仕事をすることは彼にとっては大事なことかもしれないけど、その前に私たちは夫婦なんじゃないの…
正直すごく傷つきました。
今回はコロナで2年間ベトナムでできなかった業務を終わらせることが目的だから、4週間くらいで日本に戻ってこようと思う。
Imoと行くなら仕事ではなくて観光で連れて行きたいから。
そこまで言うんだったら、私は一緒には行けないじゃない…
だって、仕事でベトナムに行くんだから。
そのときは、彼の言葉を鵜呑みにして、1人でベトナムに行かせることにしました。
外国人元旦那が、私に伝えたベトナム滞在のプランは以下の通りです。
- ホーチミンに数泊滞在
- 仕事のパートナーとホーチミンで合流して、彼らと数日ホーチミンに滞在
- パートナーたちと職場のある町に移動して数週間作業
- ホーチミンに戻る
- 日本帰国
4~5週間を目安で計画をしている、と教えてくれました。
この時点では、往路の片道チケットだけを購入して、復路のチケットは取らずに日本を出国しています。
ビジネスパートナーがホーチミンに来れない
ベトナムのホーチミンに到着後、彼の友達の家に数日泊まったあとに、ビジネスパートナーとホーチミンで合流して彼らとホーチミンに数日滞在。
その後は、ホーチミンから車で4時間ほどかかるビジネスパートナーの職場へ、ビジネスパートナーと一緒に同行して作業するという話でした。
外国人元旦那がベトナムに到着したその日は、私には連絡がなく、次の日に写真とともにメッセージがきました。
送られてきた写真は、半分に切った細長いアボカドと目玉焼き2つが乗ったお皿、
そして写真の奥には、床にすわっている猫がぼんやりと映っていました。
見るからに、誰かの家で撮影した風景。
「友達の家なんだ」と思いながらその写真を見ていました。
彼の宿泊先は、日本を離れる前に「友達の家」と言われただけ。
どの友達の家に泊まっているのかは、教えてくれていませんでした。
「誰の家なんだろう。」と疑問に思っている間に、外国人元旦那からメッセージが届きます。
仕事のパートナーが体調悪いから、ホーチミンに滞在を1週間延長することになった。
ビジネスパートナーのCEOは、年齢も70歳越えている方。
体調がよくない日が続いているという話は、日本を出る前から聞いていました。
合流する日にちが、1週間ずれてしまっているので、「CEOの体調大丈夫かな。」と、心配な気持ちでメッセージを読んでいました。
ホーチミンで女の家に泊まっていた外国人元旦那
女の家に泊まっていた事実がわかったのは、外国人元旦那がベトナムに到着してから、5日くらい経過してから。
ビジネスパートナーとの合流が1週間延長してしまった元外国人旦那は、時間ができてしまったのか、ホーチミンの訪問した場所、食べ物の写真・動画を次々と送ってきました。
ある日、とあるお土産屋の出店に吊るされいる、大きなぬいぐるみを映した動画が送られてきたときです。
吊るされたぬいぐるみを掴んでいる誰かの腕が、ちらっと見えていました。
その腕は、どう見てもどう見ても女性の腕。(外国人元旦那の腕には、変わったデザインのタトゥーが入っているから見ればすぐわかります)
疑わしい動画だけでなく、他にも女の影がちょこちょこ映っている写真がいくつもありました。
さすがに私も、写真や動画を見て疑問に感じてきました。
別日に「友達に会いに行ってきた」と、外国人元旦那が言っていましたが、その友達はカップル。
どの写真も、カップルらしき人たちは全く写っていません。
写真を見るたびに、徐々に出てくる疑問。
もしかして女の家に泊まって一緒にいるのか…
もやもやしていたら、黙ってはいられません。
外国人元旦那にテレビ電話をしたときに、改めてどこに泊まっているのか聞いてみることにしました。
ねぇあなたの泊まっている場所はどこなの?
友達の家に泊まってるよ!
友達って誰?
トラングの家だけど。いつも話している女友達だよ。
トラング?
トラングって誰?あなたの口からトラングっていう名前初めて聞くんだけど。
話をよく聞くと、どうやら私と出会う前に、ベトナムのホーチミンに滞在したときに出会ったベトナム人女性でした。
ベトナム人女性の話を聞いたことはあるけど、名前を聞いたのはこのときが初めて。
この女性とはアプリで出会っていて、何回かデートをしたけど、外国人元旦那が本気になれず、その女性とは友達でいたいと言っていた人。
元外国人旦那は、その女性とは「友達」として付き合っていました。
外国人元旦那が私と付き合い始めて間もないときに、外国人元旦那からその女性に「恋人ができた」と伝えていた人。
その女性は、外国人元旦那に彼女がいることを知っても、元外国人旦那がベトナムに戻ってきたあとの話をしきりにする人でもありました。
僕のことを彼氏と勘違いしていて困る。僕は彼女のことをセクシャルな相手には見れないから友達としてしか見れないのに。
当時彼と付き合っていた私は、ベトナム人女性が未だに彼に好意があるような話を、彼から聞いて哀れに思っていました。
しかも、そのベトナム人女性が「ポリアモリー」だと、そのときに元外国人旦那が言っていたのです。
※ポリアモリーとは、複数人を同時に愛することができる人
あなたのことずっと好きだった人でしょ?何でわざわざそんな人の家に泊まる必要があるの?
だってその子の家に泊まれば宿泊費がかからないし、友達だから良くない?彼女は今、彼氏もいるし。
その人ポリアモリーって言ってたじゃん。
僕はポリアモリーじゃない。それに彼女は今の彼氏に対しては誠実で、他のパートナーはいないよ。
ベトナム出発する前に一言あってよかったんじゃない?
言わないということは、罪悪感があるから言わないと私は考えてるんだけど。
僕は君の友達の前でも、ベトナムでは友達の家に泊まるって話してたよ。
誰の家に泊まるのか知りたいなんて、Imo聞いてこなかったじゃん。
俺のこと興味がないのかと思って、僕からは言わなかっただけ。
トラングと男女の関係は考えられない。もしその女が襲ってくるようなことしたら、これはハラスメントと同等で彼女を軽蔑する。
とさえ言っていました。
自分のことを正当化するばかりで、彼からの謝罪は一切なし。
私がベトナムでの行動や言動に対して、不安に思っていたことを伝えても、
自分でそんな感情をコントロールできないImoが悪い。
世の中にはいろんな考え方があるし、その考え方や受け止め方をできるなら、私は受け入れていきたいと思っています。
だけどそれには限界があります。
この納得のいかない状況を、私が飲まないといけない状況になっていました。
私は元外国人旦那からは、女友達の家に泊まること、ベトナムにいる状況について一度も相談をされていません。
男友達よりも女友達が多い元外国人旦那。
女性の方が仲良くなりやすい彼の性格をわかった上で、今まで彼の言葉を信じて過ごしていました。
だけど、女友達に対して全員を受け入れてるわけじゃない。
話を聞いただけで、顔も合わせたこともなければ、メッセージすらしたこともない女友達のことを受け入れろ、って言われても私にはできない。
元外国人旦那がこのベトナム人女性と、潔白な関係なのは本当なのかもしれない。
だけど、私はパートナーが納得もしないまま安心させられずに、不安にさせた時点でアウトだと考えています。
このやりとりで、元外国人旦那が誠意のない人ということを思い知り、パートナーとしての信頼を一気になくしました。
ベトナムの滞在を4週間から8週間に変更
今回の外国人元旦那のベトナム滞在は、4~5週間を目安に予定を組んでいました。
CEOの体調のことや、2年間ベトナムに行けなかった分の仕事の作業が、どれくらいかかるかも想像がつしていませんでした。
日本を出国する前は、往路チケットだけを購入。
日本への復路のチケットは買っていませんでした。
CEOの体調のこともあって予定通りに進まなくて予測ができない状況だから日本への帰国は少し延長しようと思う。
彼の言っていたとおり、ベトナムに渡航する前の予定よりも大きく変わってしまったことで、日本に帰国する日にちを考えなおす必要があった元外国人旦那。
彼が日本を出国したのは5月1日。
日本を出る前は、「6月の中旬のチケットを取って、日本に帰る」と言っていました。
外国人元旦那が、ベトナムに到着した2週目くらいに、日本の帰国を延長すると言ってきました。
日本行のチケットを購入したよ。
スクショしたフライトの詳細が彼から送られてきました。
確認していると、帰国日が「6月30日」。
ベトナムに滞在できる、ぎりぎりの日付までに変更していました。
このメッセージをもらったときに、私は沖縄にいました。
彼が日本へ帰国後、拠点を沖縄にしようと話していたから、私は早めに沖縄に移動していたのです。
沖縄で合流して、すぐにお家や仕事を探せるようにするためです。
予定をどんどん変えていく彼の行動に、正直いらっとしました。
あんたが日にち変更することで私の予定も変更せんといけんやん…
2人のために1人で動いていたことが、バカバカしくなりました。
言ってることと、実際にすることが違う元旦那のことは完全に無視。
彼とのことは考えず、「石垣島に観光しに行こう」と、その場で石垣島の航空券を購入。
私は私のペースで予定を変更することなく過ごして行こう、と決めた瞬間でもありました。
ホーチミンで友達主催のプライベートフェティッシュパーティに参加
帰国日を数週間延長した外国人元旦那は、実際に仕事で滞在していた職場にはわずか2週間だけ。
そのあとはホーチミンに戻り、再び「女友達」の家に帰国まで滞在しています。
そして、外国人元旦那からメッセージがありました。
ホーチミンの友達からフェティッシュパーティの招待を受けたから行ってくる。
この友達は、宿泊している「女友達」ではなく、他の友達からの招待。
外国人元旦那は、特殊な趣味を持っていました。
フェティッシュパーティがすごい好きな人。
一般的には受け入れられないような、趣味趣向がある人でもありました。(いつかこのことについても記事を書いてみようと思います。)
私はフェティッシュなどといった特殊なものに、興味や興奮は覚えないので、外国人元旦那にそういったパーティやイベントに誘われても一緒に行きませんでした。
正直な気持ちを言うと、そういうパーティには行ってほしくありませんでした。
私は、そんなパーティに行ったことがないのはもちろん、どんなことをするのかさえわからないから。
仮に一緒に行くことになったとしても、こんな不安定な気持ちの状況から、さらに不安をかぶせるような行動になることが目に見えているから。
そんなこと、私に耐えれる気がしなかった。
どうにかして、割り切って彼のことを快く、「楽しんできてね」と思いたい。
だけど、心の中では「行かないでほしい」という気持ちの方が大きかったのが正直なところ。
でも、このフェティッシュな趣向も、彼のパッションやモチベーションであることも知っていました。
パーティは日本ではなく、離れたベトナム。
彼がパーティに行くと教えてくれただけよかったのかもしれない。
複雑な思いはぬぐえなかかったけど、とりあえず「Have fun」だけ伝えました。
日中にパーティがあると言っていたのに、その日の夕方から次の日の昼まで返信はありませんでした。
有り金を使い果たして日本に帰国
仕事を目的に行ったはずのベトナム。
仕事を目的でベトナムに行くから、私を一緒に連れていかなかった元外国人旦那のベトナム滞在は、1ヶ月の予定が「2カ月」に延長。
ベトナムのホーチミンで私がいないのを良いことに、好き勝手に過ごす元外国人旦那。
元外国人旦那の本当にふざけた行動は、好き勝手遊んだだけではありませんでした。
有り金を使い果たして帰国しようとしていたのです。
彼がベトナムに行っている間、私は沖縄に滞在していました。
沖縄の本島に移住する計画でしたが、いつ帰ってくるかわからない彼の行動に、振り回されるのはまっぴらごめんでした。
何もしないで自分の好き勝手する外国人元旦那に、もう少し協力してほしかったので、沖縄で2人で滞在する場所を彼にお願いしていました。
宿泊場所を決めた彼から、こう言われました。
沖縄での2週間のホテル代を支払ったら、僕の所持金が0になってしまうよ。
私は、彼が何を言っているのか最初よくわかりませんでした。
所持金が0って何。どういうこと?
自分で勝手にベトナムに行って好き勝手して、所持金がなくなるってどれだけ無計画なの?
彼がこんなことを言い出すのにも、私にも原因があった部分もあります。
日本の生活では、家賃・税金関係は私が全部支払っていて、外国人旦那は食費の3割ほどを出してくれていました。(全額ではありません)
だから、「日本に戻ればImoが生活費を捻出してくれるだろう」とでも思ったのでしょうか。
これだけでなく、私は元外国人旦那にクレジットカードを持たせていました。
元旦那が有り金がなくなるという話をしてくる前に、ベトナムから日本に戻る際のフライトチケットは、私が彼のために作った楽天の家族カードから決済をしています。
彼は外国人でクレジットカードが作れなかったけど、私の配偶者なので楽天の家族カードを発行することで自分の名前が入ったクレジットカードをもつことができます。
カードの引き落とし先は、本名義の私の口座からしか指定ができないので、私が支払っていることになります。
楽天カードは、海外旅行保険をも適用しています。
家族カードでも適用されるけど利用付帯なため、楽天家族カードから帰りの航空券を購入しました。
面白いのはここからです。
復路の日本行のチケットの値段は、11万3,766円。
航空会社はJAL。(ホーチミン⇒那覇。成田でトランジット)
まず日本からベトナムのホーチミン行の往路チケットは、元外国人旦那が母国のクレジットカードで購入しています。
この片道フライトチケットの値段は5万円。
航空会社は、大韓航空。(福岡⇒ホーチミン。仁川でトランジット)
わかりますかこの違いが。
彼が購入した航空券の支払い通知が、私のEメールで届いたときに、金額を見て笑ってしまいました。
往復の金額じゃなくて?
何度もこのフライトチケットの詳細を確認しました。
行きと帰りで金額の誤差が出るのは、仕方のないことだとわかっています。
航空会社や時期によってフライトの金額は、同じチケットでも大幅に金額が変わったりするものだし。
問題なのは、自分で払う分はしっかり安いフライト探してるくせに、
引き落とし先が私の銀行口座であれば、何も考えずチケットを購入してるところ。
日本に滞在しているときも、私に生活費を全て出させたりする姿と、今回のフライトチケットの買い方を見て、人のお金には何の罪の意識のない人間なんだ、と心底がっかりして悲しい気持ちになりました。
外国人元旦那に、この金額について言及しました。
お金が入ってきたら返す。
当たり前だろ。
ベトナムにも連れて行かず、不安にさせたことも悪く思わないで、好き勝手遊んで帰ってきた人間に、何で私がこんな金額払わないといけないんだよ。
あんたの母親でもシュガーママでもないんだよ。(ちなみに当時の彼の年齢は50歳)
日本に戻ってきてから、フライトの金額を返す素振りなんて1度も見せていませんでしたけど。
もちろんこのフライトチケットの金額は返してもらいましたよ。離婚協議をしているときにね。
あわよくば「返さなくていい」と考えてた、外国人元旦那の卑怯な魂胆が気持ち悪い。
私が元外国人旦那に、金額の請求をしたときの彼の一言。
Imoが返してって言ってこないからだろ?
言われなかったら払わないでいい、ってバカなの?
いい歳したおじさんが、15歳も年下の女の子に集っている姿にドン引いてしまいました。
まとめ
結婚ってだけで大変なのに、国際結婚となると、国内結婚する人たちの作業にプラスして、ビザの申請、双方で言語を覚えたりいろんな課題が降りかかってきます。
世の中には運命を感じて、出会って間もなく結婚して、長年連れ添っても何の問題のないカップルも存在します。
私のケースは、単純に相手の状況を優先したことで、結婚するタイミングを誤ったことも、結婚が破綻した理由の1つでも挙げられます。
相手のことをわかっているつもりでも、最初に見せる猫かぶりの姿と、2年後3年後に見せる顔は変わってくるもの。
そして、言葉の綾を巧みに使って、あなたを陥れたり傷つける人が、世の中には残念ながら存在するのです。
相手を見極める目を補う訓練がまだまだ必要なこと、をこの結婚生活を通して、傷ついて痛感しました。
私のこんなエピソードを聞いて、1人でも私の前の旦那のような人に出会うことなく、あなたの人生心から安心して、一緒に過ごしていけるパートナーと出会えるように心から祈っております。
外国人旦那まだまだやらかしてます。
離婚直前にはタイに逃げた外国人元旦那のエピソードも書いていますよ。
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