同じ国の人と付き合うときと比べて、付き合うまでのステップや愛情表現が違うことが多い国際恋愛。
さらに相手の国の文化、習慣や言語習得も求められる国際恋愛は、いろんな違いに気づき、新しい発見をしながら勉強の必要性があったり何かと忙しいです。
そもそも、どんな姿勢をもっている人が国際恋愛に向いているんだろう?
疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
今回は真剣な国際恋愛を成就させたい人に向けて、『どんな人が国際恋愛に向いているか』を私自身の国際恋愛経験を元に7選でご紹介しようと思います。
今の段階で国際恋愛に向いている特徴に当てはまらなくても大丈夫。
私自身の国際恋愛・結婚経験を元にして、大事なポイントがあると感じたことも書いています。
ポイントを意識しながら国際恋愛に挑めば怖くないですよ。
【国際恋愛】外国人のスキンシップの取り方は積極的!
どんな人が国際恋愛が向いているのか説明する前に、国際恋愛をすると必ず目の当たりにすることがあります。
それは『スキンシップの多さ』。
国際恋愛をすると、海外の人は愛情表現が豊かでとてもストレート。
私自身も過去に、日本人とも海外の出身の人ともお付き合いしをしてきました。
日本人との恋愛と国際恋愛の経験を通して、明らかにこの2つの恋愛で付き合い方が違うと感じたことが1つあります。
それは「スキンシップの取り方」。
日本人の彼氏とお付き合いしていたときは、公共の場でも腕を組んだり手をつなぐことはありました。
だけど、キスをするときは人前では恥ずかしくてしませんでした。
反対に外国人の彼氏は、公共の場であろうと恥ずかしがらずにキスの嵐。
公共の場以外に友達の前や、ましてや家族の前でさえも気にせずキスをします。
時々日本人同士でも、公共の場で愛し合う人たちを見かけますが、本当に稀にしか見かけないです。
中には法律上の問題により、公共の場で男女がイチャつくことができない国もあります。
ですがヨーロッパやアメリカなどに行くと、公共の場や人の前でキスをするカップルの多さは、日本に比べて圧倒的に多いです。
海外では公共の場でカップルが愛し合う光景も日常茶飯事。
日本人は人と接するときは、パーソナルスペースを大事にする傾向があります。
反対に、外国人は初めて会う相手に対して、頬にキスやハグを挨拶でもする習慣がある文化の国も多く、相手との距離が日本人よりも近い人たちが多いです。
外国人に慣れていない人は、距離の近さに初めはびっくりするかもしれません。
私自身の国際恋愛の経験を通して、これも「生まれてきた国と環境が大きく違うことで生まれる行動の違い」だと感じました。
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国際恋愛に向いている人の特徴7選
外国人と日本人の間で「パーソナルスペースの違い」によって、スキンシップの取り方の違いが生まれることを、みなさんも見ていて理解ができたかと思います。
日本人でも、スキンシップをたくさん取ることに抵抗のない人は、国際恋愛に向いているのではないでしょうか。
もちろんTPOをわきまえられる人も大事です。
ですがスキンシップのような、フィジカルな面が向いているだけで国際恋愛を成就できません。
これからスキンシップの他に、どんな考え方ができる人が国際恋愛に向いているのか7選で考察していきます。
国際恋愛に向いている人の特徴
1.相手の国の文化や言葉に興味を持てるか
2.意見をはっきり伝えることができてコミュニケーションを大事にできる
3.相手の国に住む覚悟ができるか
4.どんな状況でも柔軟にそしてポジティブに楽しめる
5.精神的・経済的に自立している
6.自分軸でいられる
7.相手を色眼鏡でみない
相手の国の文化や言葉に興味を持てるか
国際恋愛で避けては通れない「文化の違い」。
国が違うと日々の生活する習慣や話す言語、信仰している宗教がもちろん変わってきてしまいます。
相手がどれだけあなたの国の文化、習慣や言語を理解していても、あなたも同じように理解しなくては相手のことを知ることはできません。
全てを受け入れることができなくても、彼らの文化や信仰してる宗教に偏見を持たずに、知識として知っていることも大事。
2人の間で行動の違いや考え方の違いによって意見が割れたとしても、揉めたりせずにすれ違いを防ぐこともできます。
どちらかが知っていればいいではなく、お互いに違いを知って理解していくことが国際恋愛を成就させるためのカギ。
意見をはっきり伝えることができてコミュニケーションを大事にできる
日本には、「空気を読む」や「察する」という文化が根強く残っています。
日本人は相手の行動や言動から、何を望んでいるのか相手の気持ちを汲み取って読んでいく能力が非常に高く、相手のことを気遣ってあげられる人が本当に多いです。
一方他の国では、空気を読んだり察するという文化は、ほぼないと言っても過言ではありません。
外国人の人でも日本人のように、しっかり相手のことを汲み取れる性格の人はもちろん存在します。
ですが、彼らの根底にあるのは、コミュニケーションは「言葉」でしっかりと意思表示をすること。
日本のように空気を読んだり察しないで、言葉の裏は読まずに発した言葉のまま受け取られることがほとんどです。
日本人はエスパーの能力がある
昔ドイツ人の友達としゃべっていたときに、驚かれた出来事がありました。
ドイツ人の友達の話を聞いていると、何となくそのドイツ人の友達の話のトーンや表情で、次に何をいいたいのかが想像ができてしまった私。
話の展開をドイツ人の友達に対して、先読みして伝えたことがありました。
そのときにドイツ人の友達が私の目をじっと見るなり、「何で私の言いたいことがわかったの…?」とびっくりされた出来事があります。
普段から相手の様子を伺っている日本人の私たちからすれば、話し方、顔の表情から、話の結末がなんとなくわかることがあります。
ですが外国人からすると、日本人の相手を読む力は「何でわかったの?」と、マジックみたいでびっくりするくらいすごい能力らしいのです。
ですが先ほどでも述べたように、外国人の彼らからすれば、言葉でコミュニケーションを図ることで意思表示をすることが当たり前。
彼らが関係を築いていく中で、言葉にしてコミュニケーションを図ることが前提です。
相手の意思を尊重してあげたいからといって、私たちがいつもしている「察すること」や「空気を読む」行動をしたところで、彼らにはしっかりとあなたの意思は伝わりません。
私たち日本人からすれば、言わなくてもわかると思うような些細なことも、彼らに対しては、態度ではなく『言葉』にして伝えなければ、相手はあなたが何を考えているのかわからなくなります。
自分の気持ちを押し殺して「いつかわかってくれるだろう。」と考えて相手の意思に託して、自分が本当に思っていることを言葉にして伝えなかったとします。
この相手に言葉にして伝えなかったことで、いつかどこかで不満が爆発したときに、相手がどうしてあなたが爆発しているのか分からず、相手が混乱して相手との関係が悪くなること難しくなる結果になってしまいます。
伝えたいことを我慢するのではなく、そのときに感じたことや考えている「お互いの意思のすり合わせの作業」もエッセンスになっていきます。
はっきり言います。
「いつかわかってくれるだろう。」と思ってコミュニケーションを取らなかったことで、2人のやりとりがかみ合わず、気づいたときには関係に亀裂ができて関係の破滅が始まっていきます。
私もついつい察してもらおうとやってしまって、結局ケンカが絶えずに関係が終わってしまいました。反省…
言わなくてもわかるでしょ、と高を括ったり察してもらおうと思わず、
・どんな些細なことでも面倒くさがらず怖がらない。
・思ったことをその場でしっかりと言葉にして相手にぶつけて、納得できるまで相手としっかりとコミュニケーションをとっていけること。
この2点を気を付けることで、国際恋愛を成就していけると痛感しています。
相手の国に住む覚悟ができるか
日本国内で晴れて外国人のパートナーができて、真剣なお付き合いまで至って、将来は結婚も考えている人も中には出てきるかと思います。
そんな幸せいっぱいな時間もつかの間、相手は日本人ではありません。
相手が永住権や帰化をしていない限り、日本に滞在するにはリミットがあります。
厳しい現実ですが、何もしないでずっと日本に滞在をすることができません。
もちろん相手が日本が大好きで、就労ビザや結婚ビザに切り替えて日本に滞在することも可能です。
しかし人によっては、現在所持しているビザの有効期限のタイミングで、相手が自国に帰るという選択肢を持つ人もいるはずです。
そうなったときに相手から、「一緒に来てほしい。」と言われたときにあなたはどうしますか?
一緒について行く?
それとも、日本に残って遠距離恋愛をする?
相手がどうしても自分の国に帰りたいと言うようであるなら、最終的に相手の国へ移り住む選択を、あなたが迫られる日が訪れることも十分に起こり得ます。
結婚をしていなければ、遠距離恋愛をして関係を続けていくこともできるかもしれません。
ですが実際に会えなくなると寂しさも募って、物理的な距離のせいで心も離れていってしまうことも事実です。
そうなったときに、「相手の国へ移住するということに抵抗がなく、また移住する覚悟ができる人」が、国際恋愛を上手くやっていける道を切り開いていけます。
国際恋愛をするには、「決断」を迫られる場面がたくさん出てきます。
国際恋愛を成功させるには、覚悟と決断力が必要。
どんな状況でも柔軟にそしてポジティブに楽しめる
先ほど③でお伝えしたことにも繋がっていきますが、「そのときの状況に柔軟に順応していく力」というのも国際恋愛をしていく上でとても大事な要素になります。
ただ柔軟に順応していくだけではなく、”その状況をいかに楽しめるか”もすごく重要。
例えば相手の国に移住することになると、初めて直面する言葉の壁・文化や常識の違いで戸惑うこともあります。
海外にいくと、日本では考えられないハプニングに遭遇することもたくさんあります。
予想もしていなかった出来事でも、柔軟に対応していくと同時に、今まで自分が過ごしてきた「環境の違い」「ライフスタイルの違い」や「価値観の違い」を受け入れることも求められます。
どんな状況でもストレスに感じることなく、どんな違いにも興味を持って楽しめる人が、国際恋愛に向いていると思います。
精神的・経済的に自立している
国際恋愛をしていると自国の滞在でない限り、ビザの問題や諸事情で滞在している国を、出国しなければならない時がやってきます。
遠距離国際恋愛をしている人だと、日本国内で一緒にいたときのような「明日会いたいから会いに行く」という距離ではありません。
時間もお金もかかるくらい遠い距離だから、なかなか簡単に会いには行けない…
近年の出来事で言えば、コロナ感染拡大の影響で強制的にお互いの国に入国できずに、会いたくても会えない事態などが挙げられます。
もし仮にお金と時間があったとしても、コロナのパンデミックのような誰にも予想できない出来事が起きてしまうと、予定通りに計画が進まないことも起こってしまいます。
そんな予想外の展開や事態になっときに、大好きな相手が自分のそばにいなくても、自分のやるべきこと・やりたいことを実行していく「精神的な自立」が求められます。
仮に相手の国へ無事に移住できたとしても、生活の援助を相手に全て求めるのではなく、
自分1人でも生活をしていける意思
他国でも働けるスキルを身につける
などといった「経済的な自立」をしていく覚悟も、国際恋愛を成就するためには必要な要素だと考えています。
相手に依存しない姿勢で「精神的・経済的自立」ができる人が国際恋愛向き。
自分軸でいられる
これは先ほどの「精神的、経済的に自立している」に少し似ています。
‐相手の国の文化的背景を知って歩みよること。
‐相手の国に移住する覚悟を持つこと。
‐どんな状況でも柔軟に順応していく心持ち。
など相手に合わせることももちろん必要です。
ですが何よりも、
自分がどうありたいのか
と考えることが1番大事です。
自立心とは、
自分がどうしていきたいのかはっきり見えることで、自分の軸ができて周りに流されずに自信を持って、自分が決めたことを実行していく力を持つこと。
だと考えています。
外国人は、自分の意見や、意思を持って自立している人を魅力的に思う人がとても多いよ!
「相手がどう思うか」を考えることも確かに大事ですが、その前に自分がどうしたいかをまず考えて、
”自分の意思を尊重できた上で、相手の意見を聞き入れることができる人”が、国際恋愛をしていく上で重要。
自分の思うこと、やりたいことを表現できて行動することは、充実した人生を歩んでいく上で非常に大事な姿勢です。
そしてこの姿勢を持って生きている人たちは、国際恋愛でなくても誰が見ても魅力的に映えますよね。
日本では、わがままや受け入れられないと思われるようなことでも、個々を尊重する文化で育ってきている外国人には、「個性」として受け止めてくれる人が多いです。
相手がどう思うかを先に考えるのではなく、まずは自分がどうしたいかを考えてコミュニケーションを図れる人こそが、「国際恋愛を成功させる大事な姿勢」だと、自分自身の経験を通して学びました。
相手を色眼鏡でみない
人間は、見た目で相手に好意を持ちます。
ましてやその相手が、金髪のブルーアイズの長身の王子様のような人だったらなおさら。
あんなにかっこいい人が、私に好意を持ってくれる!夢みたい!!
ってなってしまいます。
だけど、そんな見た目だけにほだされるのは、気を付けてください。
相手のことが大好きで、相手の文化や言語を知りたくて、たくさん学びたい気持ちはとても自然なことです。
だけど相手は、
あなたの生活習慣や言語を知ろうとせずに合わせようとしない。
あなたばかりが努力して、相手はあなたのために努力をしない。
彼かっこいいし外国人だから仕方ないよね…私が努力しなきゃ!
相手のことを、大目にみてしまうところ。
ですがその態度は、間違っていると断言します。
相手があなたのことを好きであれば、あなたが相手を知ろうとする姿勢に相手は感謝をします。
そして相手もあなたのことをもっと知りたければ、あなたのバックグランドである日本の習慣や日本語習得の努力をします。
ですがあなたのことを知るために歩み寄ろうとしない人を、「外国人だから、カッコいいから」と言う理由で相手をみてはいけません。
誰かを好きになっていく上で、相手を知っていくという工程が必須になっていきます。
特に国際恋愛の場合は、相手国の文化背景・習慣を知ることが必要で、人によっては相手の母国語を習得していかなければなりません。
言語を習得するということは、勉強する時間も必要になります。
語学習得するために語学学校に行く人もいれば、独学でも参考書を購入したり、時間やお金を投資していかなければなりません。
今まで意識していなかった部分に意識しながら、相手と向き合って相手を知って、お互いの気持ちも心を通わせるにも、まずは共通言語を習得していかないとコミュニケーションも取れません。
同じ国同士のカップルよりも、乗り越えてなければならない出来事や問題が想像以上に多いため、同国同士の恋愛に比べて労力や努力もすごくもかかります。
例えば相手が日本にしばらく住んでいて、相手が日本語が全く話せないケースだとします。
・飲食店に行ったときに、相手が日本語がしゃべれないからあなたが全部注文をする。
・日本での書類手続きで相手にやらせないで、全部あなたが準備して書いてあげる
etc…
国が違うと言語や習慣が違うし、習得するには時間もかかります。
あなたの外国人パートナーが、「日本語を話せないから、どうすればいいかわからない。自分で手続きや日本人に日本語で話しかけることができない。」
と思っていることは当然です。
だからと言って、あなたが相手のために全てをしてあげることが、必ずしも「優しさ」になるとは限りません。
これはあなたが日本を離れて他の国で暮らしている時にも同じことが言えます。
もし彼と日本で結婚して生活しているときに、あなたが大ケガや緊急事態であなたが動けなくなったとします。
そのときにあなたのパートナーが日本語が話せなくても、あなたのことを野放しにせずにあなたの代わりになって、責任を持って対応して動くことができるのか。
そしてもしあなたが日本から離れて彼の国、もしくは第3か国で彼と暮らしている間に、急に別れることになったとします。
そのときにあなたのパートナーがいなくても、ちゃんと自分主体で動いて生活をやっていけるか。
考えたくないけど、人生本当に何があるかわかりません。
彼ができないから、全てをやってあげたい気持ちはすっごくわかります。
だけど一旦やってあげたい気持ちは押さえて、
あなたが任されている状況が多いのであれば、相手にさせる。
相手に任せている状況が多いのであれば、自分がやってみる。
相手任せにするのではなく、自分でやってみるという気持ちが大事です。
できないからと言って色眼鏡で相手を見てしまって、あなたや相手が全て担うことで全て相手任せ。
どちらか片方だけが頑張ることが当たり前になって、負担がどちらかに偏ってしまいます。
そうなると、相手のために頑張ることに限界がきてしまいます。
頑張ることに限界がくることはおろか、相手にやってもらうばかりだと、何もできない(やらない)自分自身に対して自信をなくしてしまう恐れもでてきてしまいます。
お互いの文化や言語が違うことを理解した上で、
・外国人ではなく「1人の人間として相手を冷静に見ることができる」
・お互いに「相手に任せるばかりではなく、主体性を持つ」
この2点が、国際恋愛を円滑に築いていく上で大事なポイントになります。
まとめ
私自身の経験を元にして、どんな人が国際恋愛に向いているのか7選でご紹介しました。
大きくまとめると、国際恋愛に向いている人はしっかりと自分を持って相手に伝えることがき、考えが偏らないで柔軟に順応できる人だと思います。
同じ文化で育った人間でも、考え方や生活習慣は生まれた環境で全く違います。
日本国内でも違いがあるのに日本を出ると、日本の非常識が他国では非常識だということを思い知らされることがたくさんあります。
今まで経験したことのないことに戸惑いを感じることや、否定的な気持ちが出てくることもあるかもしれません。
だけどそこで頑固になるのではなく、
まずは受け入れた上で自分がどうしていきたいのかを選択していく柔軟さ
が、国際恋愛において重要ではないかと考えています。
受け入れて自分の意思をしっかりと伝えることで、外国人である相手もあなたの意思も尊重してくれるはず。
それだけでなく、2人の関係がどんな状況であっても、あなた自身が取り乱すことなく、1人の人間として大きく成長することができます。
こんなにたくさんの人の中から出会って、国を越えて結ばれた2人。
今まで経験したことのない障害も出来事も起こりえる国際恋愛。
どんなことが起きても、あなたが愛するパートナーと一緒に乗り越えていけるように心から応援しています。
関連記事で国際恋愛の壁について書いていますので、もしよかったら合わせてご覧ください。
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