静岡県の浜松市には、『砂丘』があることを知っていますか?
もちろん私は知りませんでした。
『中田島砂丘』は、砂丘を上り下りして海をみるだけではなく、年間を通して、イベントがあったり、いろんな活動を行っている場所でもあります。
今回は、浜松市の観光の1つとして、中田島砂丘をご紹介したいと思います。
・中田島砂丘の楽しみ方
・砂丘までの交通アクセス
実際に訪問した感想を元に、「中田島砂丘で気をつけるといいこと」も合わせて、みなさんに共有したいと思いますので、中田島砂丘に行く人は是非参考にしてみてください!
中田島砂丘は日本最大砂丘の1つ
中田島砂丘は、静岡県浜松市南区中田島町にある遠州浜の一部。
天竜川によって運ばれた砂が、遠州灘に積もって冬の西風によって形成されたものが「中田砂丘」です。
南北約600m東西約4㎞にも渡って広がっている中田島砂丘は、日本の三大砂丘の1つと呼ばれています。
中田島砂丘の見どころの1つとして、砂上の「風紋」があります。
遠州の「からっ風」と呼ばれる北西からの強い風によって、砂一面が波打った模様みたいに見える「風紋」とても特徴的です。
風紋は、こんなやつです。
風の強さによっていろんな風紋が見れるのも魅力。
風が吹くたびに、いろんなパターンの風紋ができるので、飽きることなく見ていられます。
中田島砂丘まで行くなら車移動をおすすめ
本題に入る前に、先にお伝えしときたいことがあります。
観光で浜松市を周るのであれば、車の移動をおすすめします。
なぜかというと、浜松市は日本で2番目に面積の広い都市。
12もの市町村が合併した大きな市。
交通機関を利用して中田島砂丘に行くなら、浜松駅からバスの所要時間は15分ほどで、大体1時間に3本くらい走っていて、中田島砂丘と浜松駅周辺をメインで観光するならバスでも十分満喫できると思います。
だけどあまり時間がないけど、いろんなところへ観光したいのであれば、浜松市では車移動が現実的です。
私は浜松市を観光したのは2泊でしたが、車の移動だったので行ってみたかった観光地をストレスなく回ることができました。
砂丘の他にも、効率よく浜松市の観光スポットを回りたい人は、レンタカーを借りて移動することおすすめします。
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レンタカーの最安値検索「エアトリ」中田島砂丘での楽しみ方はいろいろある
砂丘と言うと、砂丘滑りのイメージ。
田中島砂丘でできることは砂丘滑りだけではなく、見どころがあります。
・凧揚げ合戦(浜松まつり)
・アカウミガメの産卵地
・初日の出スポット
凧揚げ合戦(浜松まつり)
中田島砂丘の目の前には、遠州灘海浜公園(別名風車公園)があります。
5月3から5日のゴールデンウィークには、遠州南海浜公園で浜松まつりが開催されます。
浜松まつりのイベントの1に「凧揚げ合戦」も行っているのです。
凧をあげられるくら公園が広くて開放的です。
浜松まつりがなくても、休日の天気のいい日は凧を上げに来ている人もいるので、公園に行けば凧揚げをみることができますよ。
アカウミガメの産卵地
実は、中田島砂丘は『アカウミガメの産地』。
アカウミガメが、5月から7月の夏の時期に、中田島砂丘の海岸まで卵を産みにやってくるのです。
ウミガメは、太平洋岸で産卵をします。
日本国内でも太平洋岸にいくつか産卵スポットがあり、遠州灘沿岸にある中田島砂丘の海岸も、アカウミガメの産卵地の1つになっています。
初日の出スポット
中田島砂丘の海岸は、日の出がとてもきれいに見れるスポット。
新年になると、初日の出を見るためにたくさんの人が訪れます。
初日の出を見れなくても、日の出を見て良い1日にしたいと思う人は、いつもより早く起きて砂丘に行くのも良さそう。
ここの海岸では、サーフィンのスポットだとか。
水平線から見える1日の始まりを象徴する日の出の景色は、たまらなくいい1日になりそうですね。
中田島砂丘に到着してから気を付けてほしいこと5点
実際に行ってみると、砂丘を越えて海岸まで行くまでに、少し大変だったことに気づきました。
中田島砂丘をめいっぱい楽しんでもらうために、砂丘に行く前に気を付けてほしいこと5点にしてまとめてみました。
①砂が多くて足元が不安定
②砂が靴に入る
③坂を登らなければならない
④降りるときも結構急斜面
⑤日中の天気のいい日は砂が焼けて裸足になるとめちゃくちゃ熱い
砂が多くて足元が不安定
想像以上に砂が多くて深く、安定して歩くのが意外と難しくて、バランスをとるにも結構体力を使います。
結構足腰を使いながら歩くので、筋トレをしてる人には、トレーニングとして行くのもよさそうです。
砂が靴に入る
砂が多いと靴の中にめちゃくちゃ砂が入ります。
靴の中に何か入ると、気になって歩きにくくて、足取りがさらに遅くなります。
坂を登らなければならない
砂丘なので海岸まで行くには、坂を上らなければなりません。
結構坂が急で砂丘意外と高くて、はぁはぁ言いながら登りました。
降りるときも結構急斜面
心臓破りの坂を上りきって「もうすぐだ!」と思ったら、今度は急な坂を下る作業が待っています。
降りるときも、勢いよく降りずに、慎重に降りていったのを覚えています。
山を登るときもそうですが、降りるときもすごく体力使いますもんね。
日中の天気のいい日は砂が焼けて裸足になるとめちゃくちゃ熱い
夏場の日中の砂浜を裸足で歩くと熱くて歩けないように、砂丘もしっかりと日に焼けてあっつあつになってます。
靴の中に砂が入るのが嫌だったり、サンダルで脱げやすくて歩きにくいから、素足で砂の上を歩こうとするとめちゃくちゃ熱いです。
私はサンダルで砂丘に行きましたが、足の裏とサンダルに砂が入って、気持ちわるかったので、サンダルを脱いで歩いてみました。
熱くてとてもじゃないけど素足で歩けず、速攻サンダルを履いて、歩くのに苦労しました。
何も考えずに来てしまった自分を少し反省しました…
上記5点の反省点からの解決方法3つ
上記の失敗談を元に、中田島砂丘に行くときの解決策3点がわかりました。
①履物に気を付ける(足の裏を守れるもの)
②タオルを忘れずに
③UV対策
履物に気を付ける(足の足を守れるもの)
上記で説明したように、靴の中に砂がたくさん入るので、お気に入りの汚したくない靴は履いてこないのが無難です。
サンダルもビーチサンダルでも砂は容赦なく入ってくるし、ビーチサンダルの足の指を挟んでるトングの部分がゆるいものだと、歩いているときに砂の重さで、トングの部分がちぎれて、最悪素足で歩くことになることも…
それでも、どうしてもサンダルを履いていきたいのであれば、サンダルの作りが丈夫なものを履いて挑んでくださいね。
タオルを忘れずに
砂丘で付着した砂を払いたい人は、タオルの持参をおすすめします。
もちろん砂丘の先にある海岸で少し水遊びしたい人もタオルを忘れずに。
UV対策
天気のいい日は、太陽が砂からの照り付けもあるので、砂丘の表面は想像以上に眩しいです。
そして何よりも焼けます。
・サングラスをかける
日焼け止めをしっかり塗っていく
などをして、UV対策を忘れずに。
中田島砂丘までのアクセス
中田島砂丘
〒430-0845 静岡県浜松市南区中田島町1313
【公式ホームページ】IN HAMAMATSU.COM
バスを利用の場合
JR浜松駅にある北口バスターミナル6番から「中田島」行のバスに乗って「中田島砂丘」バス停で下車してください。(だいたい15分くらいで着きます)
〈浜松駅北口バスターミナル6番〉
〈中田島砂丘バス停〉
車を利用する場合
東名高速道路「浜松IC」から県道65号線、国道1号線を経由して約20分
〈駐車場〉
風車公園南側駐車場 中田島砂丘の目に駐車場があります(無料※24時間駐車できないので営業時間は確認してください)
まとめ
広大な敷地で、自然も豊かな環境に囲まれている『中田島砂丘』。
海岸に行くまでに、砂丘を登って降りるまでが大変ですが、乗り越えてしまえば、一面に広がる海、清々しい風が吹き抜けて、とっても気持ちがいい場所です。
日の出を拝んだり、
お祭りのイベントや凧揚げ合戦をしてみたり、
生態系の保護活動に参加してみたり、
いろんなことができる中島砂丘は、観光だけでなくてもまた来れますね。
公園もたくさんあるので、砂丘目的で行かなくても、休日にみんなでピクニックしたり、スポーツをしたり…
充実した1日を過ごすことができます。
浜松市は、全国で2番目に面積の広い都市です。
交通手段については、
・中田島砂丘にだけ行く人⇒バス利用をおすすめ
・中田島砂丘にも他の場所に移動する人⇒車でいくことをおすすめ
そして中田島に行く際に
・砂が多くて足元が不安定
・砂が靴に入る
・坂を登らければならない(降りるときも結構急斜面)
・日中の天気のいい日は砂が焼けて表面が非常に熱い
上記を気を付けて対策することで、中田島砂丘をより快適に、楽しむことができます!
浜松市に訪問するときは、中田島砂丘へ訪れて、思いっきり砂丘を楽しんできてください!
浜松市を観光してお腹すいたときは、こちらの記事で浜松市のご当地グルメのご紹介(うなぎ以外)しているので、よかったら参考にしてみてくださいね。
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