カナダのモントリーオールに訪れたことのある人は、こんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。
モントリオールのベーグルが日本でも食べたい。
日本に広まっているベーグルは、ニューヨークスタイルのベーグル。
ニューヨークスタイルのベーグルであれば、日本中に溢れています。
日本国内でモントリオールのベーグルを取り扱っているお店を、なかなか見つかることができません。
日本でもどうにかして、モントリオールスタイルのベーグルが食べたい。
私もモントリオールベーグルを食べたいうちの1人です。
そんな人に、今日は「日本で見つけたモントリオールスタイルのベーグルが食べられるお店3つ」をご紹介したいと思います。
日本でもモントリオールのベーグルが食べたい
日本とモントリオール間の時差は、通常14時間あるくらい離れてた場所に位置しています。
明日モントリオールまでベーグルを食べに行こう!
モントリオールは、カナダにあります。
韓国に行くように、気軽に旅行に行けるような距離ではないくらい、日本から離れた場所にあります。
日本とモントリオール間の時差は基本的に14時間。(サマータイムは13時間)
モントリオールまで行くには、お金も時間もかかるので、
「現地で食べればいいじゃん!」
だなんて、とてもじゃないけど言えません。
実際にモントリオールで食べたベーグルのお店について紹介しています。
ベーグルには2種類ある
実はベーグルには、2つの種類があります。
それは、「ニューヨーク式ベーグル」と「モントリオール式ベーグル」。
私達が日本で見かけるベーグルは、ニューヨーク式ベーグルです。
ニューヨーク式ベーグルとモントリオール式ベーグルの違いは、材料と作り方が若干変わってくるところ。
「ニューヨーク式ベーグル」では生地に「塩」を入れ、モルトパウンダーを入れたお湯でベーグルを茹でた後に、「ガス窯」で焼き上げます。
一方、「モントリオール式ベーグル」の生地には、塩ではなく「卵」を使用、茹でるときに使うお湯の中に「はちみつ」を溶かしています。
茹で上がったモントリオール式ベーグルは、「薪釜」で焼き上げていきます。
若干の作り方と材料の違いで、双方のベーグルに味も食感も違いが出てくるのです。
ニューヨーク式ベーグルは、ずっしりとした質感でモチモチ、味はほんのり塩味。
モントリオール式ベーグルの食感はさくさくで、ほんのり甘さのある味が特徴です。
見た目にも、若干違いがあります。
ニューヨーク式ベーグルの真ん中の穴が小さく、モントリオール式ベーグルの空洞はドーナツみたいに空いています。
見た目でも、どちらのベーグルか見分けることも可能。
日本国内のモントリオールベーグルを取り扱っているお店3つ
日本のどこかで、モントリオール式のベーグルを食べられるお店がないか調べてみました。
調べた結果、日本国内でモントリオール式のベーグルを販売しているお店は「東京」「神奈川」「広島」で、計3店舗発見することができました。
日本国内で見つけたモントリオールベーグルが食べられるお店
①ポコベーグルカフェ(東京都港区新橋)
②べーぐるもへある(神奈川県鎌倉市)
③Bono Bake(広島県広島市)
ポコベーグルカフェ
1つめは、東京都港区新橋に位置する日本初のモントリオールベーグル専門店『ポコベーグルカフェ』さん。
ポコベーグルさんは、日本で初めて開店したモントリオールベーグルショップです。
ベーグルは、100%カナダ産の小麦、卵、グラニュー糖(塩は不使用)、茹でるときはハチミツを使用、「石窯」でベーグルを焼き上げています。
モントリオール本場の作り方と変わらない!
メニューは、ベーグルのサンドイッチが単品で900円(税込)、ドリンクセットで1,200円(税込)。
サンドイッチは、
・スモークサーモン&クリームチーズ
・アボカド&シュリンプ
・ごぼうチキン
・TODAY’S
からお選びできます。
プラス300円でバニラアイスとベーグルのビスコッティ、または自家製ヨーグルトをつけることができます。
サンドイッチじゃなくて、ベーグルにシンプルに他のものをつけたい。
そんな人も、単品のベーグル(300円)を購入して、
・クリームチーズ
・バター
・ピーナッツバター
の好きなものをを追加注文して、つけることもできますよ。(スプレッドはプラス150円)
ポコベーグルではベーグルだけではなく、石窯チーズケーキも販売しています。
店内でイートインもできるので、軽食を食べたいとき、お茶したいときにデザートのケーキと合わせて食べて休憩するのもありですね。
〈店舗情報〉
ポコベーグルカフェ
〒105-0021 東京都港区東新橋2丁目10−7
営業時間:11時00分~18時00分
定休日:土曜・日曜
電話番号:03-6450 -1733
【公式ホームぺージ】Poco Bagle Cafe
べーぐるもへある
神奈川県の鎌倉で、モントリオールのベーグルが食べられます。
べーぐるもへあるさんの亭主が、実際にモントリオールのベーグル店で修業した経験の持ち主。
カナダ産の高級小麦を使用、石窯でベーグルを焼いているため、本格的なモントリオールベーグルを鎌倉で堪能することができます。
メニューは、定番のセサミ、プレーンポピーシード、オリーブから、シナモン&レーズン、マルチグレインなどと、いろんな種類のベーグルを楽しむことができます。(250円税込~)
ココナッツや、ラムネなどといった変わり種もありました!
そのときどきによって変わるみたいです。
オリーブ、マルチグレインもそろえていて、ブルーベリーやシナモン&レーズン、ココナッツやさくらがあったり、行くたびにいろんな味を楽しめるのがいいですね!
クリームチーズも販売していて、プレーンだけでなく、アーモンド&ハニー、ベーコン&グリーンオニオン、ライム&パクチーやいろんなフレーバーを取り揃えています。(250円税込~)
クリームチーズもそのときどきによって、フレーバーが変わったりするみたいです。
鎌倉観光をして、小腹がすいたときにべーぐるもへあるさんに立ちよって、ベーグルを買って小腹を満たしたいですね!
〈店舗情報〉
べーぐるもへある
〒248-0022 神奈川県鎌倉市常盤327−1
営業時間:7時00分~18時00分
定休日:木曜日
電話番号:0467-38-8289
【公式ホームページ】べーぐる もへある
【インスタグラム】べーぐる もへある
【Facebook】べーぐる もへある Bagel Montréal
Bono Bake
そして3つめは関東から少し飛んで、広島県にモントリオール式ベーグルを作っているお店がありました。
Bono Bakeさん。
Bono Bakeの店主も、モントリオールに2年間在住経験がある方。
2008年に広島でお店をスタートさせています。
モントリオールで食べたベーグルを日本で見つけることができず、最終的に自分でモントリオールのベーグルを作ることに行きついたのがきっかけだそうです。
通常モントリオールベーグルは、薪のオーブン石窯で焼き上げていきますが、Bono Bakeさんではガス窯でべーグルを焼いています。(材料や茹でるお湯の中には、はちみつを溶かしているので、本場モントリオールの味と変わりません。)
ベーグルは、セサミ、ポピーシードなどの定番の味の他に、季節のベーグルもご用意しています。
ベーグル以外にも、バターケーキやマフィンも販売しています。
Bono Bakeさんに行く前に1つ気をつけてほしいのは、営業時間。
営業日が「金曜日」と「土曜日」の週末のみの営業です。
曜日をしっかりと確認して、足を運んでくださいね!
〈店舗情報〉
Bono Bake
〒731-0102 広島県広島市安佐南区川内5丁目21−17
営業時間:10時00分~17時00分
定休日:日~木(金曜、土曜のみ営業)
【インスタグラム】bonobake
【オンラインショップ】ベーグルとおやつ Bono Bake
オンラインでもベーグルが購入ができる
日本国内でモントリオール式ベーグルが食べられる場所がわかったところで、県外で家から遠すぎて食べに行くことができない。
そんな人でも大丈夫。
さきほどご紹介した3店は、店舗販売だけでなく、ネット販売も行っています。
まとめて買うなら冷凍保存
お店に直接訪問したりネット販売するときに、まとめてベーグルを買いたい人もいるかと思います。
たくさん買いすぎてすぐに食べきれない。
たくさん買いたいのに、どうやって保存すればいいかわからない人は、冷凍保存をおすすめします。
現地の人もベーグルを買う時は、まとめて購入して冷凍庫で保存する人が多いです。
日本だとなかなか食べられないモントリオールベーグルを、お家でも気軽に食べれるためには、冷凍保存をして食べましょう。
まとめ
モントリオールベーグルを食べられる場所が、日本では限られています。
だけど、モントリオールのベーグルの味を知っている人たちが日本でもお店を開いて、モントリオールスタイルを販売されているのはすごくありがたいです。
モントリオール式のベーグルを食べてみた人は、日本国内で一度食べて食べてから、モントリオールの本場で試してみてもありかも。
もっとモントリオールベーグルが日本でも認知されて、日本各地どこでも売ってるようになってほしいのが望みです。
モントリオールのベーグルを食べたことのない人は、ぜひ日本国内にあるお店で食べてみてください!
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