こんにちはImoです(@imo_nomadvlog)。
カナダのケベック州は、カナダで唯一のフランス語圏の州。
ケベック州の『北米のパリ』と言われているモントリオールは、カナダの他の州では味わえない街並みや習慣のある多国籍な街でもあります。
グルメの街ともいわれるモントリオールでは、プーティンやスモークミートだけでなく、ポルトガル料理も美味しくて有名なのはご存じでしたか？
今回はケベック料理ではなく、モントリオール出身のカナダ人の友人に教えてもらったポルトガル料理屋『アキンタ（Aquinta）』に連れて行ってもらいました。
アキンタの「ピリピリ」という、辛いソースがかかったグリルチキンの料理が美味しいんだとか。
しかも値段もお手頃、料理の量がかなり大きくボリューミー。
現地の人が美味しいというのであれば行くしかないでしょ！
みなさんに実際に食べたアキンタのチキンピリピリをご紹介したいと思います！
グルメの街モントリオールで、ケベック料理以外の美味しいものを食べたい人必見です。
美味しいポルトガル料理のピリピリが食べられる『Aquinta』
まずポルトガル料理ってどんな料理なの？と知らない人も多いかと思います。
私も今回カナダのモントリオールに来て、初めてポルトガル料理を食べました。
ポルトガル料理はお肉はもちろん、イワシや干したタラ、タコ、お米を使った料理が多く使われていて、日本人の口にも合う料理が多いです。
実はモントリオールはポルトガル料理の激戦区でもあり、たくさんのポルトガル料理屋さんが、モントリオール中に点在しています。
(こちらの記事で、モントリオールで最も有名なポルトガル料理屋を紹介しています。)
ポルトガル料理には「ピリピリ」という、唐辛子で作ったソースを塗ってグリルした鶏肉の料理があります。
アキンタのメニューの中でも、ピリピリチキンが定評で人気のメニュー。
アキンタのピリピリチキンを食べると、みんなリピートしたくなるくらい最高に美味しいと、友達が教えてくれました。
カナダの有名なソウルフード「プーティン」もメニューにあって、このお店のプーティンも美味しいって！
アキンタは中心地からは少し離れている
アキンタは、モントリオール市街の中心から少し離れています。
車を持っていなければ、アキンタまでのアクセスはバスで行くことになります。
モントリオール中央駅からだと、アキンタまで3～4㎞ほど距離があります。
頑張れば歩いていける距離ですが、歩けば1時間くらいかかることを念頭に置いておくといいです。
料理を食べたあとはかなりお腹いっぱいになるので、行きはバスに乗って、帰りは中心まで歩いて戻る手もありますね。
1/2 polet grille(1/2 Grilled Chicken)を注文
アキンタは、地元のケベクアの人たちがよく利用するお店です。
モントリオールはダイバシティの街。
いろんな人種の人がいる中、ポルトガルにルーツを持っているお客さんもたくさんいらっしゃいます。
観光客が行かない地元のお客さんが集まっているお店にいきたい人には、もってこいの場所です。
ローカル感が強めのアキンタ。
だけど安心してください。
店員さんがすごくフレンドリー。
フランス語のわからない私にも、優しく親切に英語で接してくれました。
メニューは、こんな感じです。
1，2ページ目の左上からタパス(一品物)、お魚、肉、プーティンを取り揃えていて、メニューの数も豊富。
ポルトガル料理屋なので、お魚料理もすごくおいしくて定評があるとのこと。
私たちは女2人で来ていたので、お目当てであるピリピリのハーフサイズを1皿注文しました。
上のメニュー表からだと、見開き2ページ目の1番上の「1/2 polet grille(15.75ドル)」。
何でハーフサイズを2人でシェアするのかって？
それは、アキンタの一皿に対する料理の量が多いからです。
フルサイズだと大体３，４人分の量の多さです。
注文して15分くらいで料理がやってきました。
想像していた以上に大きなお皿でやってきました。
ハーフサイズのピリピリチキン(grilled Checken)は、＄15.75。
日本円に換算すると、約1730円(2023年9月21時点)。
私が5年前にカナダに住んでいたときは、1カナダドル80～90円くらいだったので、カナダドルが1ドル100円を超えていることにまず驚きです…（100円越えでカナダにきたのは初めてです。）
だけど、1730円を2人で割っても、1人865円(チップ払うのを忘れずに)。
日本だったら、大盛りのサイズに値する量と大きさ。
写真だとこの大きさが上手く伝えられないですが、きっとみなさんが考えているハーフサイズを超えるデカさです。
日本だと、2，3人前くらいの大きさです。
「あぁ、海外サイズだなぁ」と料理の大きさを見て、日本を離れたことを実感する瞬間。
1人ずつ頼んだら、後悔するくらいのデカさです。
こんなにいっぱいの料理の量が多いのに、お手頃な料金なのが売りのアキンタ。
一目ぼれです。
男性だったら1人で1皿食べられるくらいの大きさです。
かなりお腹がいっぱいになる量なので、持ち帰りする覚悟で頼んでください。
海外だと、食べ残した料理を詰めて持って帰るのが一般的。
なので、宿泊先に帰ってゆっくり食べたい人は、1人前でハーフサイズで注文してもいいかもしれません。
そして食後のデザートに、エッグタルトを頼みました。
このエッグタルトも「美味しいから食べてほしい。」と言われていたので、素直に頼んでみました。
日本でもよく見かけるエッグタルト。
エッグタルトの発祥の地が、ポルトガルってみなさんご存じでしたか？
私はもちろん知りませんでした。
エッグタルトというと、てっきり香港のマカオが発祥なんだと思っていました。
それもそのはず。
マカオは昔、ポルトガルの植民地に置かれていた時代があったからです。
ポルトガルの領だった時代に、ポルトガルの郷土菓子「パステル・デ・ナタ」の影響を受けて誕生したのがエッグタルトでした。(参考URL：TRAVELWITH 元祖エッグタルトの店「パステイス･デ･ベレン」でポルトガルで1番おいしいエッグタルトを食べてみた)
食を通していろんなバックグランドを知れるのが楽しいですね。
Aquintaに行くときのポイント2点
料理も美味しい、お手頃な価格なのに料理の量もたくさんと魅力的なアキンタ。
お店に食べに行きたい人に、２つだけ頭に入れておいてほしいことがあります。
いつも混んでいて満席の場合が多い
アキンタは料理も美味しいし、お値段もお手頃。
人気なお店でもあるので、満席のことが多いです。
空席状態や予約状態を知りたい人は、電話で確認したいところ。
だけど、ここはカナダのモントリオールです。
英語やフランス語がうまく話せないから、お店に電話しずらい人も多いはず。
そこで以下の２つをおすすめします。
・時間に余裕をもって、待つことを念頭に置いてお店に行く
・混雑時の時間帯をできるだけずらして行く
お店の混雑する時間帯は、
・ランチの12時から14時くらい
・夕方は基本的に閉店まではずっと満席
と教えてくれいました。
ディナー帯が常に満席ということは、席が空くのを待つしかないですね。
ランチ帯に行くなら⇒14時以降
ディナー帯⇒早めに16時や17時くらいに早めに入店しておく
アキンタはランチとディナーの間も、閉店せずに営業しています。
なのでベストな時間帯は、14時から17時の間を狙っていくこと。
私たちは平日での14時30くらいにお店に着いて、待たずに席に座ることができました。
1人じゃなくて数人やグループで行くことをおすすめ
先ほどもお伝えしたように、アキンタの一皿に対する料理の量が多いので、1人では食べきれない可能性があります。
せっかく行くなら、数人やグループでいくつか頼んで、みんなでシェアして食べると、もっといろんなものを食べられて満喫できますよ。
他の料理も食べてみたいですもんね。
店舗情報
Aquinta
住所：1851 Rue Ontario E, Montréal, QC H2K 1T7
営業時間:11時00～22時00
定休日:月曜日
電話番号: (514)‐563‐1211
アクセス：モントリオール中央駅から3,4㎞先
バスで行く場合(バスの乗り換え1回あり)
⇒「モントリオール中央駅」から徒歩4分(270m先)の「Bonaventure」【2】のバス「Station Montmorency」で乗車後、「Sherbrook」で降車。
そこから1分程歩いて「Station Sherbrook」のバス停へ。【24】のバス「Est – Sherbrooke」行に乗車後、「Sherbrooke / Papineau」で降車。
そこから徒歩7分(500m)でAquintaに到着。
【公式HP】A Quinta
【インスタグラム】aquinta.bbq
【フェイスブック】Aquinta
まとめ
モントリオール出身のカナダ人に教えてもらったポルトガル料理屋のアキンタ『Aquinta』。
ピリピリチキンが美味しくて定評のアキンタは、一皿に盛られた料理の量がもりもりです。
ハーフサイズでも1人では食べきれない量(女性2人でも残してしまうくらい)なくらい、大きいチキンと盛り盛のポテトフライとサラダが乗った一皿。
お値段もとても良心的なので、気兼ねなく行けるお店です。
観光客は少なく、ローカルの人がほとんど利用しているので、地元の空気を味わいたい人にもおすすめ。
忙しい時間帯だと常に満席なので、心配な人は電話で席の状態を確認してください。
ですが、ここは日本ではなくカナダ。しかもケベック州なので第一言語はフランス語。
第一言語がフランス語ですが、基本的にモントリオール在住の人は、ほとんど英語が話せるのでご安心を。
電話が使えなかったり、語学に少し不安で電話を躊躇してしまう人は、
ピークの時間を外して訪れるか、席が空くのを待つ覚悟で行ってください。
カナダのモントリオールに滞在する人は、大きなお皿で出てくるアキンタのピリピリチキンを是非満喫してください！
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