こんにちはImoです(@imo_nomadvlog)
モントリオールは国際色豊かな街。
さらにモントリオールは、フランス語圏のエリアでもあります。
フランスが食の街と言われるように、「北米のパリ」と呼ばれるモントリオールにも、美味しいレストランや食材が豊富で有名店がたくさん。
モントリオール名物の1つでもある、スモークミート屋の『シュワルツ』も、有名なお店の1つとして挙げられます。
シュワルツは、毎日お店の前に長い列が並んでいるのが日常なくらい大人気のお店。
私もモントリオールに来るときは、必ずシュワルツのスモークミートを食べるくらい大好きなお店。
シュワルツに行くと、入店できるまでに1時間くらい毎回のごとく並ぶので、店内に入って席に行きつくまでに、お腹が空きすぎてくじけそうになります。
そんな有名店シュワルツで長時間待たずに、スモークミートサンドを食べる方法を見つけてしまいました。
今回は、「シュワルツのスモークミートサンドをいち早く食べる方法」をみなさんにご紹介しちゃいます!
お腹が空きすぎて力尽きる前に、この方法が少しでも力になれたら幸いです。
シュワルツで並びたくないなら『持ち帰り』でスモークミートを買う
モントリオールといえば、プーティンと並ぶくらいに人気の食べ物である『シュワルツのスモークミート』。
シュワルツはいつきても、お店の前に人がずらっと並んでいます。
雨の日でも関係なく長蛇の列です。
それだけ有名で愛されているシュワルツのスモークミートを、長時間並ばずに食べることができのです。
それは『持ち帰り』をすること。
モントリオール近郊に住んでいた当時、1度だけシュワルツに来たことがあります。
イートインをしたのでレジで注文するまでに1時間くらい寒い中並んでいました。
並ぶだけの価値があるくらい私の中では美味しくて感動したシュワルツのスモークミート。
とは言ってもできるなら並ばずに食べたいのが本音です。
運がいいことに、私の友達はモントリオールに長年住んでいるフランス系カナダ人。
カナダ人の友達も並ぶのは好きではないけど、どうしてもシュワルツのスモークミートを食べたいときは、持ち帰りで注文して買うそうです。
私がスモークミートを食べたかった日はあいにくの雨。
雨の日は外も出たくないのに並ぶのなんてもってのほか…
だけど滞在期間は限られているから食べにいかねば。
持ち帰りができることを知って、さっそくシュワルツで持ち帰りしてお家で食べることにしました。
柔らかくてシュワルツのスモークミート
ユダヤ系のルーマニア出身のシュワルツさんが、モントリオールのこの地にスモークミートを持ちこんで、1928年に『シュワルツ』を創業したことが始まりでした。
100年近く経った今も人々に愛され続けるお店です。
シュワルツのスモークミートは、牛のバラ肉を秘伝のスパイスで10日しっかり漬け込んで燻製したお肉。
スモークミートの食感は硬いイメージがあった私。
ですがシュワルツのスモークミートはやわらかく、パサパサしなんてしていません。
スパイスで漬け込んでいるので、牛肉の味とスパイスがしっかり合わさって食べていても飽きることがありません。
シュワルツのスモークミートを食べてからは、今までのスモークミートのイメージは見事に覆されました。
シュワルツのやわらかくて風味に溢れたスモークミート。
並んででも食べたくなる理由がわかります。
並んでいるときに作っているスタッフにほしいものを注文
ご覧の通りシュワルツに到着すると、定番の長蛇の列。
私たちがお店を出たあとは、この写真以上に並んでいました。
お店には2つの入り口があります。
左側が持ち帰り用の扉、右側がイートインするためのレストランの扉。
今回は持ち帰りで注文したいので、私たちは左側の入り口に入ります。
写真に見えている列は、右側のレストランの入り口に向かって並んでいる列なので、この列に並ばずに左側のドアを開けて店内に入っください。
持ち帰り専用の店内はこんな感じです。
店内の後ろ。
隣のレストランと繋がっているので、イートインをしている人たちがいました。
持ち帰りのメニューはこちら。
メニューを翻訳すると、左から下記のメニューのようになります。
お肉の量り売り/lb(ポンド)
・ブリスケット 23.95/lb
・胸肉スライス(冷) 25.55/lb
・胸肉スライス(熱) 25.55/lb
(上3つはスモークミート)
・カモの胸肉 15.25/lb
・サラミ 10.25/lb
サンドイッチ
・スモークミート 13.95
・カモ肉 10.50
・サラミ 10.50
サイドメニュー
・フライドポテト 4.70
・ピクルス 2.65
・シュワルツプーティン 14.50
・レギュラープーティン 10.25
・ポテトフライ(ファミリーサイズ) 13.50
・スパイシーポテトフライ(ファミリーサイズ) 14.0
左のスモークミート1ポンドはグラムに換算すると「1lb=約454g」です。
スモークミートだけなく、サイドメニューがあるのもありがたいですね。
パンとスモークミートをお持ち帰り
私たちは車で来ていたので、食品を購入後にすぐに車で移動できるように友達は車で待機することに。
私だけお店に入って列に並んでいました。
持ち帰り専用では店内で並ぶので、どれくらいの人がいるかよく見えていませんでしたが、まぁまぁ人が並んでいました。
レジに行きつく前に、キッチンで作業しているスタッフが何を頼みたいのか注文を取ってくれます。
並び始めて15分くらいで私の順番が回ってたので、イートインするよりもはるかに早くレジにたどり着きました。
私たちはお家に持ち帰って食べるので、「ブリスケットスモークミート」0.5パウンドと「ライ麦パン」一斤を購入。
スモークミート0.5パウンドあれば女性2人分でも十分な量になりました。
1人で買いに行くとに、友達はライ麦のパンのことを「アライブレッド」と呼んでいました。
スモークミートをサンドイッチするならアライブレッド一択!
初めてきくアライブレッド。
お店でレジまで並んで待っているときにアライブレッドがよくわからなかったので、前に並んでいたおじさんが1斤のパンを持っていたので何のパンなのか聞いてみました。
スモークミートを挟むパンは、このパンをみんな頼むよ。
スモークミートをサンドしているパンが、アライという種類のパンなんだそうです。(店内をよくみたら1種類のパンしかなかったので、迷うことはありませんでした。)
お家に持ち帰って食べる人は、シュワルツで販売しているアライブレッドを買って帰るといいでしょう。
スモークミートサンドイッチはマスタードとピクルスと一緒に食べる
私たちは無事にスモークミートとアライブレッドを購入して帰宅。
友達が買ってきたパンとスモークミートで、ささっとサンドイッチを作ってくれました。
サンドイッチにマスタードを塗って、スモークミートを挟んでたべるのがお決まりの食べ方。
スモークミートサンドイッチのお供もあります。
それは、「大きなきゅうりのピクルスも一緒に食べる」のがセットなんだとか。
シュワルツの持ち帰りの看板メニューにもピクルスって書いてありましたね。
写真にはありませんが、友達の家に置いていた1本漬けしたきゅうりのピクルスも、サンドイッチと一緒に食べました。
シュワルツのスモークミートを食べたのが、今回で3回目。
いつ食べてもやわらかくて、食べ応えのあるお肉で大満足です。
店舗情報
Schwartz’s Deli
3895 Boul. Saint-Laurent, Montréal, QC H2W 1X9 カナダ
営業時間:日曜~木曜 10時00分~23時00分
金曜・土曜 10時00分~0時00分
電話番号:+15148424813
アクセス:
・地下鉄の場合⇒「Sherbrook駅」より徒歩15分
・バスの場合⇒バス停「Saint-Laurent / Napoléon」を降車してすぐそば
【公式ホームページ】Schwartz’s Deli
【インスタグラム】schwartzsofficial
まとめ
モントリオールの代表格の食べ物として、必ずと言ってもいいほど挙げられるシュワルツのスモークミート。
シュワルツの美味しいスモークミートを求めて世界中からやってくるので、営業中はいつも並んでいます。
シュワルツにはイートインできる場所と、持ち帰り専門の場所の2つが並んでいます。
時間をもっと有効的に使って動きたい人や、並ぶのが億劫な人には『持ち帰り』をすることで、待ち時間を大幅に短縮することができます。
天気のいい日はテイクアウトをして、公園で食べたりするのもよさそうですね!
モントリオールでは、必ずと言っていいほどグルメのお店で名前が挙げられるくらい、世界的にも有名なシュワルツのスモークミート。
100年近く続いていても、当時から変わらない味で提供しています。
みんなを魅了する『シュワルツのスモークミート』を思いっきり堪能してくださいね!
モントリオールには、プーティンやスモークミートだけでなく、美味しいポルトガル料理もあるのです。
そしてお肉を食べたあとは甘々のカナダ名物のスウィーツにも挑戦!
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