楽天モバイルでは、追加料金なしでそのまま海外で使えるオプションがついています。
海外によく行く人には、かなり良心的な楽天モバイルのプラン。
本当にお金かからないのかな…
海外で楽天モバイルが本当にそのまま使えるのかなぁ?
追加料金がかからず、特別な設定や申し込みもなく、海外でそのまま使うことができた楽天モバイル。
海外利用できる携帯会社がある中でも、楽天モバイルが海外に行く人にとって、何が優秀なのか今からお話したいと思います。
楽天モバイルユーザーの私が、実際にカナダで海外ローミングを試してみました。
・楽天モバイルの海外ローミングの使い方
・実際に海外で楽天モバイルを利用したときの使用感
を今からみなさんにお伝えしたいと思います。
楽天モバイルは3 つのシンプルなプランを提供
楽天モバイルの料金プランは、シンプルな3つのステップがあります。
‐3GBまで980円(税抜き)
‐20GB 1,980円(税抜き)
‐20GB~無制限2,980(税抜き)
3つのプランと言っても、それぞれのプランに契約するものではなく、月額で使ったデータの容量で料金が決まります。
さらに楽天モバイルは、20ギガバイト以上から無制限に入るので、どんなにデータを使っても2,980円よりも高くなることがありません。
海外でもそのまま使える楽天モバイル
日本のスマホプランで海外に行くと、以下の作業が必要になることがほとんどです。
・海外で使うためのプランを事前に申し込む
・海外で利用するためのデータ容量を別途で追加料金を払う
楽天モバイルでは、以上の2つの手続きをしなくても、海外でそのまま使用することが可能。
海外で楽天モバイルを使うときは、以下の3つの機能を利用することができます。
・毎月2GBまで無料
・Rakuen Linkアプリで日本の電話番号の国際通話が無料
・Rakuen Linkアプリ同士なら国際SMS送受信が無料
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海外で毎月2Gまで無料
楽天モバイルは、追加料金なしで高速通信で毎月2Gまで海外で使うことができます。
2Gを超えてもデータを使えますが、速度制限がかかって128kbpsまで速度が落ちます。
128kbpsがどれくらいの速度かというと、
・SNSの表示に時間がかかる
・グーグルマップも読み取りに数分時間がかかる
・音声電話ができるかできないかでビデオ電話はできない
・LINEなど文字ベースのチャットのやりとりはできる
etc..
こんな感じです。
データの読み込みが遅くなるのがヤダ!
ストレスなくスムーズに行きたい人は、追加でデータチャージをすることもできます。
楽天モバイル海外ローミング(データ通信)追加の料金
1GB 500円
2GB 1,000円
3GB 1,500円
4GB 2,000円
5GB 2,500円
追加でチャージした高速データ容量は、チャー後にすぐ使用ができます。
追加した高速データ容量には、「購入日を含めた31日間」といった有効期限があります。
データチャージは、必要に応じて購入をされてくださいね。
海外で使ったデータと日本で使ったデータは合算されます。
楽天モバイルの月々の料金を3GBまでに押さえたい人は、で海外でデータ消費する量を日本で使用したデータ量と一緒に考慮しなくてはなりません。
なぜならば、海外ローミングデータは、日本で使用するデータと一緒に合わせた請求になるからです。
海外ローミングので2GBのデータは、日本で使用する通常のデータ量消費に含まれます。
例えば、
10月中に海外ローミングで2G、日本で2G使用した場合、
2G+2G=4G
10月の請求は3G以上なので、税込2,178円の請求がくることになります。
同月に、日本でも海外でも楽天モバイルを使用する場合、上記のことを踏まえたうえで、日本でもデータを計算する必要があります。
とは言っても、楽天モバイルの海外ローミングの内容と、データ容量追加の料金は他社に比べてかなり良心的。
ドコモだと、設定なしでデータを使うことができても、使いたい日数を事前に予約しなければなりません。
無駄にデータを使うことなく購入できるかわりに、時間の制限があります。
ソフトバンクも、「アメリカで使いたい放題のプラン」「24時間で3G(980円~)」の海外安心定額というプランがありますが、こちらも時間制限があります。
〈他社の海外データプラン〉
会社 | プラン | 利用期間 |
ドコモ | ・世界そのままギガ 1時間 200円 24時間 980円 2日間 1780円 3日間 2,480円 4日間 3,280円 5日間 3,980円 6日間 4,680円 7日間 5,280円 ・ギガし放題 約24.4MB(20万パケット)まで最大1,980円/日 どんなに使っても最大2,980円/日 | 1時間~30日 1日 |
ソフトバンク | ・アメリカ放題 追加料金なし(アメリカ放題対象外のエリアあり) ・海外あんしん定額 定額2,940円 ・海外パケットし放題 定額2,980円(1日25MBまでだと1,980円) | 72時間 1日 |
au | ・世界データ定額 事前予約の場合:490円/24時間 当日予約の場合:980円/24時間 | 24時間 |
格安SIM会社のahamoは20GBまでだと、日本からそのまま海外でも使用可能。
特にプランに申し込む必要もなく、20GBもデータを使えるのはかなり心強いです。
楽天モバイルにも負けず劣らずのahamoサービスですが、楽天モバイルと1点だけ違うところがあります。
ahmoは、海外で利用できるのは15日間。
15日以上になると、速度制限がかかってしまいます。(楽天モバイルと同様、国内利用と合わせての容量上限)
15日以内の海外滞在であれば、何の申し分のないahamoだけど、
・15日以上海外に滞在する人
・日本でも月額の携帯料金を抑えたい人
上記の2つを重視する人には、やっぱり楽天モバイルがメリットありますね。
Rakuen Linkアプリを使って日本の電話番号との国際通話が無料
海外から日本に通話をすると、国際通話で高額な金額を請求されてしまいます。
楽天モバイルであれば、海外から『Rakuen Linkアプリ』を通して、「日本の電話番号」に電話をしてしまえば通話料がかかりません。
どういうことかと言うと、Rakuen Linkアプリを使っていない人の「日本の電話番号」へ電話をかけても無料ということ。
Rakuen Linkアプリを利用しても、データ利用量にカウントされません。
通話する相手が、日本の電話番号を持っている人であれば、Rakuen Linkアプリがある限り、相手が海外にいようが、あなたが海外にいようが通話料金が発生しないということ。
例えば、
海外に一緒に旅行にきている友達とはぐれてしまったとき、
⇒一緒にきている友達の日本の携帯番号に、Rakuen Linkアプリから電話をかけても、通話料金がかかりません。
条件がいくつかあるみたいなので、詳細はこちらで確認してください。
Rakuen Linkアプリ同士なら国際SMS送受信が無料
国際SMSに関しても、楽天リンクアプリ同士であれば送受信が無料。
相手がRakuten Linkアプリを使っていなくても、海外から日本の「日本の電話番号」への送信は無料。(受信は料金発生)
国際SMSに関しても、Rakuen Linkアプリを使用しても、データ利用量にはカウントされません。
使っているスマートフォンによって、対応状況や料金が変わってくるので、詳細はこちらで確認してください。
海外で楽天モバイルを使う前に「海外ローミングの対応国・地域」を確認
特別な設定なしで海外で使える楽天モバイルは、全世界どこででもつながるわけではありません。
ですが、楽天モバイルの国際ローミングが対応している国と地域は72か国。(2023年12月4日時点)
どこの国へ行くか決まったら、をまずは「海外ローミングが対応している国」か確認してください。
〈海外ローミングが使える72か国と地域(2023年12月4日時点)〉
地域 | 国と地域 |
アジア | インド、インドネシア、韓国、カンボジア、台湾、中国、クウェート、シンガポール、タイ、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー、ロシア |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド |
北アメリカ | アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、カナダ、グアム、サイパン |
中南米 | グアドループ、ブラジル、フランス領ギアナ、ペルー、マルティニーク、メキシコ |
ヨーロッパ | アイスランド、アイルランド、アンドラ、イギリス、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、ジブラルタル、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブル |
中東 | アラブ首長国連邦、カタール、イラン、トルコ、ヨルダン |
アフリカ | エジプト、南アフリカ、モロッコ、レユニオン |
お使いの機種や渡航先によっても、対応されているか違うみたいです。
楽天モバイルの公式ホームページで確認できるので、詳細はこちらで確認してください。
楽天モバイルの海外ローミング設定方法
楽天モバイルを海外で使うためには、ちょとだけ設定をします。
・「楽天モバイルからの海外ローミング設定」
・海外に到着した後に「スマホ本体のローミング設定」
難しいことはないので、今から海外ローミング利用の設定方法の手順を紹介します。
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「楽天モバイル」からの海外ローミング設定
※入国後スムーズに利用できるように、日本を出国前にこの設定をしておくことをおすすめします。
①「my楽天モバイル」にログイン(アプリからでもWebからでもOK)
初めに「my楽天モバイル」にログインをします。
②「メニュー」から契約プランをクリック
右上のメニューから「契約プラン」をクリックします。
スマホのRakuten Linkアプリからだと下にも「契約プラン」のボタンがあるので、どっちからでも入って大丈夫です。
③「海外ローミング」をON
「契約プラン」に入って「プランに含まれるオプションサービス」の下にスクロールしていくと、「国際」と書かれているところがあります。
「国際」の中に含まれている「海外ローミング」をON。
※1番上の国際電話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)については、必要な人だけONにしてください。
「設定を変更しますか?」というボタンが出てきたらオンにタップ。
「スマホ本体」のローミング設定
目的地に到着後は、海外ローミングを開始させる作業です。
スマホ本体の「設定」から、ローミングONにしていきます。
〈アンドロイドの場合〉
メイン画面の「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「モバイルデータ通信」→「データローミング」→ON
〈iOSの場合〉
メイン画面の「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」→ON
これで設定は完了です。
本当に大きな設定がなくて、簡単でした。
楽天モバイルの海外ローミングをカナダで実際に使ってみた
楽天モバイルにしてから早2年半が経ちますが、海外では1度も使ったことはありませんでした。
このタイミングでカナダに行く用事があり、楽天モバイル使っているので、海外で本当に使えるのか試してみることに。
カナダは、海外ローミング対応国の1つ。
カナダの目的地の空港に到着すると、RAKUTENから下記のような海外利用の案内メッセージがSMSで送られてきます。
メッセージの日時の通り、カナダに行ったのは9月の中旬。
カナダに到着して、電波のキャリアも「RAKUTEN」になっていることを確認。
スマホ本体からデータローミングをONにしてさあ使うぞ!
繋がらない。
あれ、おかしいなぁ…
と思って、my楽天モバイルの契約プランに入って国際ローミングの設定を確認。
海外ローミングの項目だけOFFになっていました。
楽天モバイルの記事を偉そうに書いているのに、日本出国前に1番確認しないといけないところを確認していませんでした…
楽天モバイルには、
初期設定で海外ローミングはONになっています。
と書いていたので、私のスマホの楽天モバイルのプランもONになってるだろう、と高を括っていました。
初期設定で海外ローミングがOFFになっている人も結構いるので、日本出国前に海外ローミングONになっているか確認です。
出国前に「海外ローミング設定」をONにしておかないと利用できない、と思い込んでいた私は、カナダ入国後に慌てて、楽天モバイルの海外ローミングの設定をONにしてみました。
公共や宿泊先にはフリーのWifiがあるし、そんなに急いでデータ通信が必要というわけではなかったので、すぐ海外ローミングができているかすぐに確認しませんでした。
数日後に、外出先のWi-Fiのない場所で、日本の友達にLINEで文字と写真を送ってみました。
すると、エラーも出ることなく送信できました。
ローミングは成功です。
インターネットの回線速度は日本で使うよりも遅く感じた
無事にカナダでも、楽天回線を使ってローミングすることに成功しました。
ですが1つだけ、どうしてもネックなことがありました。
それは、インターネットの回線速度が日本に比べて劣っていると感じたところです。
これは、電波の状況にもよるのかもしれませんが、
グーグルマップで検索しても表示されるまでに数分、何か検索するときにグーグルに検索をかけて、Enterを押したあとも、全部開くのに1~2分かかることもありました。
都市を離れると、圏外になることがただあります。
街中でもエリアによってネットが繋がりにくい場所もあります。
モントリオールの市街地で、メッセンジャーのビデオ通話がかかって出ようと思っても、なぜか通話することができず…
あまりにも速度が遅いと、どうしてもイライラしてしまう場面がちょっとだけありました。
「他社のSIM」か「Wi-Fiルーター」も合わせてあるとより安心
今回モントリオールで、実際に楽天モバイルの海外ローミングを利用して感じたことが2点ありました。
・街中でもエリアによっては繋がりにくい
・地方に行くと圏外の場所もある
モントリオールの市街地と、山の上の小さな町に行ったときに、上記の2点を体験しました。
市街地でもエリアによって、電波が届きにくい問題は日本国内でもあること。
ですがデータの読み込みが、日本よりも若干遅かったです。
海外ローミング対応国であっても、場所によっては圏外になる場所があることも頭に入れておくといいかもしれません。
海外でデータが2Gまで無料とは言え、使い方によってはあっという間に2Gのデータはなくなります。
2G以上使用してもネットは繋がるけど、速度制限かかるのでデータ速度がさらに落ちてしまいます。
追加高速データ容量の購入もできるし、金額面でも他社のデータ容量の金額に比べて良心的。
ですが、高速データ容量を追加したところで、場所によって電波が悪く、ネットの繋がりが悪かったり、圏外になったりする問題は変わりありません。
・地方に行く用事がある人
・スムーズにネット検索をしたい人
・ネット回線に少しでも不安のある人
上記の3点が当てはまる人は、現地や海外専用のSIMカード、Wi-Fiのルーターの購入も合わせて考えておきましょう。
ネットの読み込みが遅いときがある楽天モバイルの海外ローミング。
それでも海外でも無料でデータが使えるのは、異国の地でネットを繋げることができるデータが、手元にあるとないのでは雲仙の差。
Wi-Fiのある場所に行けば、ネットは繋がります。
地図だってグーグルマップでも、オフラインでダウンロードもできます。
手間のかかる作業・設定がない楽天モバイルの海外ローミングは、海外に頻繁に行く人にとってかなりおすすめだと思います。
\スマホそのまま乗り換え&新規申し込みで6000ポイント/
まとめ
追加設定なしで、海外ローミングが使える楽天モバイル。
海外で使う前に簡単な設定はあっても、ローミング設定をONにするだけでとってもシンプル。
海外ローミング対応国や地域で会っても、エリアによっては圏外になったり、電波が届きにくかったります。
サクサクとデータを消費したい人は、高速データ容量を追加する、もしくは現地やのSIM、海外専用のWi-Fiルーターを合わせて持って行くこともストレスなくネットを繋げることができます。
電波が届きにくくても、海外でいつも使っているデータ容量を追加設定なしで、日本と同じように使えるメリットはかなり大きいと思います。
海外に頻繁に行く人は、楽天モバイルの海外ローミングを持っていることで助かることも多いはず。
手間を省いて快適に旅を楽しみましょう!
\海外で2GBまで無料で使える!/
海外に行く人は、Wiseのデビットカードを使ってお金の管理も賢く旅行しましょう!
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