あなたはどうする?「留学への覚悟」愛する恋人との別れに向き合う勇気

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海外生活

仕事の都合や、留学そしてワーキングホリデーなどで、単身で海外に行くことになったときに議論の1つに挙がる『今付き合っている相手と別れるべきか』の問題。

恋人がいる人は、どちらかが日本を離れることになるとなると、必ずと言っていいほどこれからの2人の関係について話し合うのではないでしょうか。

海外に行きたいけど、遠距離になることが引っかかる…

恋人のいる人たちは、海外に行くとこれからの関係をどうしていくべきなのか、頭を悩ませている人がとても多かったです。

Imo
Imo

私自身も、日本に恋人を残してオーストラリアにワーキングホリデーに行った過去があります。

今回は日本を離れたら恋人とは離れるべきなのか、過去に経験した私からの意見をお話したいと思います。

海外に行く前に、今お付き合いしているパートナーとの関係を、どうしようか悩んでいる人に後押しが欲しい人は必見です。

私の意見が絶対というわけでもなく、自分が納得できる方向に行くための1つの考え方として受け止めてもらえると幸いです。

自分への将来に期待をしているから2人の将来に悩んでしまう

ベンチに座って思い悩む女性

あなたが海外に行く前に、今お付き合いしている人と別れるべきなのか考えているのであれば、

私だったら「別れた方がいい」と言います。

留学への覚悟とは、新たな経験や成長を求める決断をすること

しかし、愛する恋人との別れと向き合う勇気必要不可欠になります。

きっとあなたが日本を離れることになれば、日本に残る相手に比べて、自分では考えられないくらいのたくさんの出会いや成長が待っています。

もしあなたが、相手と結婚を前提に真剣にお付き合いをしていて、帰国する日を設定して海外に行くのあれば、別れる必要はないと思います。

ですが、渡航する前から悩むということは、相手と2人の将来よりも自分自身へのこれからに期待しているから

自分のことにフォーカスしたいのに、先の見えない相手との遠距離の関係で悩んでしまうということは、相手のことが負担になっている部分が少なからずあるから、だと私は考えています。

本気で相手との将来を考えるのであれば、例え海外に行くことになっても、「別れ」という選択肢自体がまず出てくることはないはずです。

なぜ別れて海外に行くのがいいのか

終わの文字が書いてあるピンクの紙

海外に行っても付き合い続けることができるのに、敢えて別れを選んだ方がいい理由を、実際に国際遠距離恋愛を通して3つにまとめてみました。

・時間は有限だから

・遠くの親戚より近くの他人

・新しい出会いがはるかに増えるから

時間は有限だから

留学する理由や目的は、みなさん人それぞれ。

もしあなたが仕事の都合で海外に転勤になってしまったり、またはビジネスでスキルアップのために語学が必要で留学することになると、日本に戻る期間も決まっています。

現在日本でお付き合いしている人と、帰国後に結婚を予定している人であれば、別れる必要はありません。

ですが、

自分の可能性を広げたい

日本にはしばらく帰らないでしばらく海外で暮らしたい

といったような理由で留学やワーキングホリデーに行くのであれば、相手を日本に残して離れる理由は何なのでしょうか。

実際に日本に恋人を置いて海外にきている人たちが、口をそろえて言っていたことがありました。

好きな人できても構わない。別れる理由がないからまだ別れずに関係が続いている。

こういう結論になる人たちの心の内は、

自分の夢や目標は叶えたいけど、別れるのはさみしいし嫌いになったわけじゃないから、遠距離になって2人の関係をどうしていくか考えたい。

そんな気持ちで遠距離のまま、関係をキープする人がほとんどなのではないでしょうか。

これってもっと簡単に言えば、別れる期間を先延ばしにしているだけとも受け取れます。

先が分からないから、現状維持をすれば関係を続けられるかもしれない、という2人の関係に保険を掛けている状態。

「別れるかもしれない」という選択肢が少しでも頭によぎった時点で、すでに自分の中で答えが出ているんじゃないかと私は感じます。

自分の都合で、日本を離れる罪悪感はあるかもしれません。

ですが、あなたの人生はあなたが決めることです。

もし罪悪感で相手との関係をキープしているのであれば、相手を待たせて期待させるのではなく覚悟を決めて別れを決めることも必要だと考えます。

相手にもあなたと同じように、相手の人生があります。

別れはどんな状況でも慣れないし、何度経験しても辛くて心が痛いです。

だけど情だったり決められない理由でだけで、関係を続ける理由にはなりません。

海外に行くことは、誰にでもできることではありません。

海外に行くという大きな覚悟ができたのなら、別れの覚悟もできるはず。

Imo
Imo

ちなみに私の周りで、結婚前提の人以外で日本に戻って続いている人は、1人を除いてみんなお別れしています。

遠くの親戚より近くの他人

どんなに大事で、どんなに大好きで心の距離が誰よりも近くても、海を越えて時差が生まれるような距離になってしまうと、緊急事態で困っていても今すぐに会いにいくことができません。

今すぐに助けに行けない、会いに行けないフラストレーションが溜まる一方で、何かあったときは物理的に離れたパートナーではなく、自分の近くにいる人に連絡をしたり助けてもらったりするしかありません。

そうなることで親密になっていくのは、遠くにいる大事な人ではなく、いつしか近くにいる知り合って間もない人が、次第に大事な人になっていくことは言うまでもありあません。

Imo
Imo

「遠くの親戚より近くの他人」と唱えた先人は、よく言ったものですよね。

新しい出会いがはるかに増えるから

新しい環境に行けば、出会う人も新しい人たちばかりです。

日本を出るということは、世界を相手にすること

日本で出会う人数とは比にならないくらい、今まで出会ったことのないような考え方や、ライフスタイルを持った人たちとの出会いが待っています。

毎日が本当に刺激的で、そんな生活の中で自分でも気づかないうちに、価値観や考え方もどんどん変化していきます。

そんな環境の中であなたと気の合う人、相性のいい人が現れたときに、日本に残してきた相手に対して、罪悪感を持ちながら一緒に過ごすことになりかねません。

会えない距離だから他に好きな人ができても仕方がない。

口では言っても、心のどこかであなたを待っていたら、相手はあなたが新しい人を見つけて離れていく姿を見るのは心苦しいものがあります。

だけど何よりも傷つくし、悲しい思いに苛まれることが想像つきませんか?

自分の未来に対して責任と覚悟を持てるなら、相手のためにも潔く関係を終わらせて、思う存分好きなだけ新しい出会いを楽しむ方が充実度が違います。

Imo
Imo

相手を裏切ることは、自分を裏切ることと同じ。

10年間付き合った彼と別れてワーキングホリデーに行った

さよならの時と書いている看板

私は大学を休学してワーキングホリデーでオーストラリア、大学卒業して数年後に再びワーキングホリデーでニュージーランドに渡航した経歴があります。

オーストラリアに行く前からニュージーランドに行く前までの約10年間、同じ人とお付き合いをしていました。

当時付き合っていた彼氏は、私がオーストラリアに行く前に彼もニュージーランドへ半年間の留学経験があります。

私が大学を休学して、オーストラリアに行く前に、彼からこう言われました。

元カレ
元カレ

海外生活を思いっきり楽しんでほしいから、向こうで彼氏作ってもいいけど、俺に連絡をしてくるな。

私はこんなに大好きなのに、彼が何でそんなことを言うのか理解できなかった。

彼から言われた言葉が、なんだか突き放されたような気持ちに受け取ってしまいました。

Imo
Imo

別れてないし、好きな人作っていいって言ってたしいいや。

だけど彼とは別れようとはならないままオーストラリアに渡った数カ月後、現地で好きな人ができてしまいました。(語学学校で知り合った日本人。)

私に日本で彼氏がいることを知っていた私の好きな人。

私がその好きな人に好意があることが本人にバレてしまいた

私の気持ちを知ったその彼は、私にドン引き。

好きな人にめちゃくちゃ冷たい態度を取られ、私はこっぴどく振られてしいました。 

好きな人に振られたことを機に、オーストラリアで恋愛するのはやめようと心に決めました。

それ以降好きな人も作らずに、他の人から好意を持たれたりアプローチをされても、彼らに目もくれることなく、日本にいる彼氏との信頼関係を築く努力をしました。

日本を離れる前に、私に突き放すような言い方をした元カレの言動も、他にもっとあったんじゃないかと思います。

だけど、オーストラリアに渡って生活をすると、たくさんの友達もできるし、

何よりも、好意を寄せてくる人たちもたくさん出てくる現実を目の当たりにしました。

Imo
Imo

実際に海外に行ったことで、彼の言い放った言葉が理解することができました。

そしてオーストラリアから帰国して3年後、次はニュージーランドへワーキングホリデーに行くことを決意。

当時は彼が福岡、私が東京の遠距離をしていました。

元カレ
元カレ

ニュージーランドに戻りたい。

彼もずっとニュージーランドへ戻りたいと言っていたので、私は彼に「一緒に行こう」と誘いました。

元カレ
元カレ

今はもう海外に行かずに日本で身をうずめる覚悟をしたから、Imoにある選択肢は俺と結婚するか、もしくはニュージーランドに行くかの2択だ。

彼のことは本当に大好きで、私も彼と結婚して生涯過ごしていきたいと思っていました。

だけど、彼の一言で別れようと決心がついたのです。

なぜ大好きなのに別れようと思ったか。

それは、

・将来の方向性がお互いに違っていたこと

・こんな状況でニュージーランド行くのをあきらめて結婚しても彼とは上手くいくはずがない

彼に投げかけられた言葉で上記の2つに気が付いたのです。

ニュージーランドに行く決意をしたことを、彼に正直に告げました。

元カレ
元カレ

Imoがニュージーランドに行くまでの関係だね。

彼は私が日本を離れるまでは、関係をつづけたかったみたいです。

だけど私は、彼から言われた「ニュージーランドに行くまでの関係」という言葉に正直驚いてしまいました。

「ニュージーランドへ行くまでの間」と言っても、私たちはすでに福岡と東京の遠距離。

別れることが決まっているのに、会わずに繋がっている理由は他になにがあるの?

Imo
Imo

時間が遅かれ早かれ、別れるということには変わらないのに、別れを先延ばしにすればもっとつらくなるのに、なぜそんな生殺しのようなことをする必要があるのか。

ダラダラ続けても何の意味もない。

彼の「Imoがニュージーランドに行くまでの関係だね」の一言で、私は前に進む準備と覚悟ができてしまいました。

だからその場でお別れを告げました。

別れなかったのは日本に帰る日が決まっていたから

では、なぜオーストラリアに行ったときには、10年付き合った日本人の彼と別れずにいられたのか。

それは、私が当時大学生で大学を休学してオーストラリアへ渡航していて、必ず日本に戻ることがわかっていたから。

しっかりと期限を設けて日本を離れてたから、会えなくても我慢ができていたのです。

手をつなぐカップル

だけど、ニュージーランドに行くときは、私はすでに社会人。

ワーホリで渡航で滞在期限は1年だけど、もっと延長したければ他のビザを取得すればいいし、他の国にも行けてしまうので、日本に帰る期限を設けていませんでした。

前回のオーストラリアで、

・時間が有限だったこと

・新たなたくさんの出会いがあること

・物理的な距離があると心も離れて近くにいる人を好きになることもある

上記の3つを経験済みだったため、別れに対する決断も前回よりも明確にできました。

私は、今でも別れを選択して本当によかったと思っています。

自分の人生を心から歩みたいと願う人は、相手の意見に左右されずに思いきって別れを選択するとこで、人生も大きく変化して飛躍できるチャンスも手にすることができます。

恋人との別れに向き合う心構え

サポート

この話を聞いて別れる決心ができた人のために、相手に別れを伝える間にまずやってほしいことが3つあります。

・自己分析

・感情に向き合う

・互いの気持ちを尊重する

この3点にしっかりと向きあうことで、自分自身そして相手も納得してお別れができるかもしれません。

自己分析

それはまず自己分析です。

留学と別れを考える前に、まず自分自身と向き合いましょう。

留学の目的や将来のビジョン、個人的な成長を考えることは重要です。

自己分析を通じて、留学が自分にとって本当に必要であるかを確認することも必要です。

感情に向き合う

そして次に、感情に向き合うこと。

留学と恋人との別れは、感情的な決断です。

別れることで感じる喪失感や寂しさを受け入れ、それに向き合う勇気を持ちましょう。

感情を抑えずに表現し、自分自身と向き合うことで、別れに対する心の整理ができます

互いの気持ちを尊重

そして最後に互いの気持ちを尊重すること。

留学と別れを選んだ場合、互いの気持ちを尊重することが重要です。

別れるからと言って、一切連絡を絶つ必要もありません。

別れてからも恋人ではなくても、留学生活やお互いの成長に対するサポートを忘れずにいることで、良い関係を築くことだってできます。

相手の感情や考えを理解し、対話を通じて心のつながりを維持しましょう。

留学期間中のコミュニケーション手段も考えることで、互いの気持ちを尊重し合うことの大切さを認識することができます

身内や友人からのサポートも忘れずに

友達に慰めてもらう女性

本当に別れてしまったあとの、心に寄り添ってもらう人を見つけることも忘れてはいけません。

別れた後は、どうしても落ち込んだりつらかったりするものです。

そんなときこそ、友人や家族のサポートが重要です。

また、心のケアやストレス管理の方法を見つけることで、新たな環境での生活をより充実させることができます。

相手に迷惑かな…

なんて思わずに、心の許せる人たちに心を開いてしっかり話をきいてもらいましょう。

まとめ

留学への覚悟とは、新たな経験や成長を求める決断をすること。

しかし、愛する恋人との別れと向き合う勇気は必要不可欠です。

留学は新たな経験や成長の機会を提供してくれるものであり、恋人との別れは一時的な別れであっても心に影響を与えます。

それはあなただけでなく、相手も同じように感じることは前提です。

しかし、留学への覚悟と恋人との別れに向き合う勇気を持つことで、より充実した留学生活を送ることができます。

留学の目的や恋人との関係について理解し、自己分析を行い、別れる決断をする前にしっかりと話し合うことが重要です。

別れた後は、友人や家族のサポートを受けることで心の支えとなります。

また、自己ケアやストレス管理の方法を見つけることで、留学生活を充実させることができます。

新たな出会いや恋愛の可能性も、留学の醍醐味の一つですので、積極的に参加して新しい人とのつながりをたくさん築いていってください。

留学への覚悟と恋人との別れに向き合うことは、自己成長や人生の大きな一歩となります。

新しい経験や環境を楽しむことで、より自分を知り、豊かな人生を築くことができるでしょう。

留学への覚悟と恋人との別れに向き合う勇気を持ち、新たな旅立ちを楽しみながら、新たな出会いや成長の機会を大切にしてくださいね。


海外に行って帰ってくると、みんなからこんな風に思われる。

そう「海外かぶれ」。

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